「喘息を持っていて咳で苦しいから、せめて、家でこれ以上ひどくならないように、空気清浄機を買いたい(or新調したい)なぁ。
でも、いっぱいありすぎて、どれも同じような事が書いてあるし。
結局、どこのメーカーの製品がおすすめなんだろう?」
こういった疑問に答えます。
- 喘息対策の空気清浄機として最もおすすめは『ダイソン』であり、その理由も分かる
- 空気清浄機,加湿器,除湿機など空調家電のエキスパート
- 現在も、空調家電販売の第一線で活躍中
- “空気” が大好きで、休日でも勉強や追求に余念がない
- 根が “健康オタク” でもあるため、「空調家電は健康に直結する」と一貫して主張し、衛生的に配慮のない製品には「使う価値がない」と厳しく意義を唱える
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前提記事として、下記の記事を読んで頂いた上で、当記事に進んで頂くと、喘息に対する空気清浄機選びは万全です。
【推奨記事】つい手を出してしまいがちな『有害な空気清浄機など』を避ける為の指南書
喘息に最もおすすめの空気清浄機はダイソン|対抗馬はない
喘息に対して、ダイソン空気清浄機を最もおすすめする理由は、4つあります。
- 最も緻密な清浄を求める規格で技術し、製品化しているため
- 『フィルター+本体』全体の密閉性が高く、吸い込んだ汚染物質を漏らさないため
- 部屋の隅から隅まで“均一に”清浄できるため
- 有害な化学物質を一切発生させないため
なぜ、この4つを満たしていると、“ダイソン空気清浄機が喘息におすすめ”と言えるのか?
今回は、この4つを解説していきます。
【4つの理由を解説】なぜ、ダイソン空気清浄機が喘息に最もおすすめなのか?
【理由①】ダイソン空気清浄機は、最も緻密な清浄を求める規格で技術し、製品化しているため
空気清浄機のメーカーは、代表的な所を挙げるだけでも、
- 【日本メーカー】
例)シャープ,ダイキン,パナソニックなど - 【海外メーカー】
例)ダイソン,ブルーエア,エレクトロラックス,Airdogなど
などがありますし、他にもたくさんのメーカーがあります。
しかし、
「最も性能が高いメーカーはどこなの?」
と聞かれたならば、僕は、
「それなら、圧倒的にダイソンですね!」
と答えます。
なぜ、そうはっきりと言えるのか?
それは、
最も厳しい清浄レベルを課す規格に則り、その元で技術しているから
です。
下記の図を見てください。
空気清浄機には、大きく分けて“3つも階層”
があります。
ヒエラルキーで書いていますから、空気清浄の質が高い規格は、上から順に、
- 一番上の階層に属する『ダイソン』が最も清浄の質が高く緻密な清浄が可能(※後述)
- 空気清浄能力の測定に『米国規格』を採用する製品が次点
- 空気清浄能力の測定に『日本規格』を採用する製品が最も下層
という事です。
なお、ここで言う『性能』とは、
『性能が高い空気清浄機=清浄の質が高い』事を指す
↓
いかに、部屋を広く均一に清浄できるか?
いかに、吸い込んだものを本体内部に、あるいは、室内に漏らさないか?
↓
すなわち、より“緻密に”清浄できるもの程、高性能な空気清浄機と位置付ける
と定義しておきます。
それはそうですよね?
- 本体周りの“ほんの局所的な範囲”しか清浄されない
- 汚染物質を集じんしたのに、本体内部への密閉率が高まらないばかりか、漏れすら起こす
ようでは、真に性能が高い空気清浄機とは言えません。
ところで、
工業製品たる空気清浄機は、どの規格を採用し、技術して製品化するか?
によって、製品の性能が大きく変わってきます。
なぜなら、
採用している規格の元で最大限に技術し、その技術が具現化したものが家電製品
だからです。
そして、異なる複数の規格がある時、
- 規格ごとに、製品として目指している『方向性』も『着地』も全く違う
- 規格を比較した時、規格間に『性能の優劣』がはっきりと出る
- その『規格間の優劣』が、そのまま『製品間の優劣』になる
という事です。
この点において、ダイソン空気清浄機は、先のヒエラルキーにあったように、
一番上の最も厳格な規格下で技術し、特に、近年の主要製品は『医療レベルの空気清浄機』との評価
を得ています。
文字通り、最大の評価です。
では、“ダイソン空気清浄機の規格はどういった試験を課すのか”、というと下記の通りです。
これが、
『喘息には、ダイソン空気清浄機が最も相応しい理由②』
に当たるため、次項で解説します。
【理由②】『フィルター+本体』全体の密閉性が高く、吸い込んだ汚染物質を漏らさないのがダイソン空気清浄機
先ほど、直前で、
一番上の最も厳格な規格の元で技術し、特に、現行品は『医療レベルの空気清浄機』との評価
と説明しました。
その権威性の背景は、下記で要点をまとめた試験方法からありありと伝わってきます。
ダイソン空気清浄機|製品カタログ
自社規格TM-003711の試験方法
(通称:ポーラーテスト)
- 隅から隅までセンサーが見張る空間で、全体の均一な清浄能力を監視する試験
- 試験に用いる粉じんサイズと量は、非常にハイレベル
☆物質サイズ
ウイルスレベルの超微小粒子状物質のみ
(※『ウイルスレベル』とは、通称PM0.1のサイズで1mmの10,000分の1)
☆量
10,000個 - 時間
60分間 - 試験空間
27m2(=約16畳)
(∵実際の住宅環境で機能させるため) - 検証方法
部屋の四隅と中心、計9か所にセンサーを設置(空間の端から端までくまなく検証) - 近年の主要モデル
『医療レベルの空気清浄機』と評価
☆フィルター+本体で『99.98%』捕集密閉
☆捕集密閉できないロスは、僅か0.02%(2個) - 旧型
次点の『高性能な空気清浄機』の評価
☆フィルター+本体で『99.88%』捕集密閉
☆捕集密閉できないロスは、僅か0.12%(12個)
1mmの10,000分の1のPM0.1のみで99.98%ですから、
ウイルスレベルよりも粒子径が大きい…
☆ほこり
☆花粉
☆カビ
☆ダニ,ノミ
など、総称して『ハウスダスト』
は、言わずもがな、本体内部に吸い込んだら、1つたりとも漏らしません!
一方、旧型のダイソン空気清浄機でも、
1mmの10,000分の1のPM0.1のみで99.88%
と主要モデルと遜色ない性能を誇っています。
PM0.1のみでのフィルター+本体での捕集密閉率が99.95%より下回る、
↓
『10,000個中5個以上ロス』する性能では、次点評価の『高性能な空気清浄機』に位置付けられる
という事です。
もっとも、“99.98%モデルが最も良い”のは言うまでもありませんが、
- PM0.1も粒子径が大きい『ハウスダスト』レベルであれば、新旧の能力差は全くない
- 日本規格の製品は無論、米国規格の製品であっても、空気清浄の質はダイソンの旧型には遠く及ばない
- したがって、必ずしも現行品でなくとも、あなたの現状の予算に見合う製品からスタートすればいい
という事が言えます。
なお、『3つの空気清浄機の規格』に関しては、下記記事で更に詳細に解説しています。
併せて読んで頂くと、より納得度が高まりますよ!
【理由③】部屋の隅から隅まで“均一に”清浄できるのもダイソン空気清浄機
突然ですが、あなたに、1つクイズを出します。
下記のように、センサーが端から端まで隈なく監視している空間を“均一に清浄しよう”とすると、空気清浄機の風は、どのように出すのが『最も相応しい』と思いますか?
選択肢①)これらのような風の出し方ですか?
それとも、
選択肢②)このような風の出し方ですか?
正解は、選択肢②
です。
空気清浄機は、排気を行き渡らせ撹拌し、空気を循環させた気流(=空気の流れ)を持って吸い込む
このように、センサーが端から端まで隈なく監視している空間を“均一に清浄しよう”とすると、
水平に、あたかも扇風機のように面で排気し、多方向に、空気清浄機が出す排気を行き渡らせ撹拌せねばなりません!
いわゆる、空気の循環をさせ続ける事が重要です。
しかし、こういう本質的な表現を持って宣伝しても、なかなか消費者の心に響かないので、
CMや広告などでは、平たく、
「扇風機としても使える」
と親しみやすく言っているだけです!
言い方を変えれば、
『部屋全体』の高い清浄基準を満たすべく、
逆算した結果、この形になった訳です。
要するに、
ダイソン空気清浄機は、他全てのメーカーのどんな製品よりも、
☆部屋全体の清浄をすべく、逆算して設計された唯一の空気清浄機
☆その清浄レベルも、他全てのメーカーのどんな製品の追随も許さない
という事です。
ちなみに下記は、アイリスオオヤマが家電量販店内でデモ動画として流しているものを自身で撮影したものです。
この動画の指摘が優れていると思うのは、
動画下の「サーキュレーターなし」の場合、部屋の奥が循環しづらい状況
↓
これが、“日本のほとんど全ての空気清浄機の実態を示している”と言える
↓
それを目に見える形で顕にしてくれている
↓
逆に言えば、動画上の「サーキュレーターあり」から分かるように、広い範囲を清浄しようとすれば、どんよりと澱んで重たい室内の空気を撹拌させる事が大事
要するに、
シャープ,ダイキン,パナソニックなど、世間的によく消費者を惹きつけるメーカー製品を使ったとしても、部屋に置いているだけで、ほとんど仕事をしてくれていない
訳です!
それが目に見えていないので、消費者が“きれいになっている”と思い込まされているだけです!
そして、先のアイリスオオヤマに続き、下記は、日本規格よりも桁違いに厳しい規格に基づき技術しているダイソン空気清浄機のスモークテストです。
空間の真ん中で滞留したスモークが、突如、流れるように吸い込まれていきましたよね?
これが『攪拌』によりもたらされた気流効果です。
しかも、ダイソンの場合、本体を起点に部屋全体に気流を及ぼすので、どんな間取りでも分け隔てなく清浄ができます。
【理由④】有害な化学物質を一切発生させないため
よく、
「ダイソン空気清浄機が最も良いんですよ!」
と素直に教えてあげても、
「ダイソンは、プラズマクラスターやナノイーみたいに、イオンが出ないじゃん! そっちの方が性能が高いんじゃないの!?」
と反応,言い返しをされる人が少なくありません。
しかし、空気清浄機の検討,購入,利用をする以上、このレベルの認識ではいけません!
結論から言うと、
- 人体に有害だから
- 実用的な効果がないから
- 化学物質を空間に噴霧させる事は、かえって、室内を汚す事だから
- 締め切った室内で、我々の体を蝕まずして清浄しようとすると、フィルターだけを使うのがベストだから
特に、
- イオン
- オゾン
- 次亜塩素酸
- 菌を,空間を除菌
といった言葉を謳った空気清浄機などは、喘息をお持ちの場合は、決して使ってはいけません!
何でもかんでも「除菌」「除菌」と謳っておけば売れる!と思い込んだ便乗マーケティングが盛ん!
そもそも、これだけは、自衛のためにあなたに覚えておいてもらいたいのですが、
「ウイルスの殻や細菌の細胞壁の方が、我々の目,鼻,喉などの粘膜よりも頑丈であるため、ウイルスや菌に効くという事をありがたがってはダメで、あなたの健康も無害ではない!」
という事です。
したがって、空間を除菌するために気体の化学物質を噴霧させたり、あるいは、本体内部での除菌のために化学物質を発生させたりする製品は、
喘息の罹患の有無を問わず、これらは、
空気清浄機を利用し、今よりも健康の増進に努める全ての人にとって『害』となるもの!
この辺りは、最初に解説した下記の記事で警鐘を発しています。
【まとめ】どう考えても、喘息に最もおすすめの空気清浄機はダイソン
ここまでの要点をまとめて再掲載すると、下記の通りです。
- 最も緻密な清浄を求める規格下で技術し、製品化しているため
- 『フィルター+本体』全体の密閉性が高く、吸い込んだ汚染物質を漏らさないため
- 部屋の隅から隅まで“均一に”清浄できるため
- 有害な化学物質を一切発生させないため
正当な理解力があれば、喘息をお持ちの場合、ダイソン空気清浄機以外の選択肢は考えられません!
と言うより、そもそも、極論、喘息をお持ちであろうとなかろうと、
「自宅で空気清浄機を」と考えるならば…
↓
あなたが、どんな背景,目的,問題を持っていようと、全て、ダイソン空気清浄機を選べばいい!
これは、確固たる自信を持って断言できます。
そして、それは、当記事はもちろん、僕の他の記事を併せて読んでもらえれば、分かってくるはずです!
では、具体的におすすめできるダイソン空気清浄機は?
ここまで読んできたあなたは、
「喘息には、ダイソン空気清浄機が最も良いとわかったけど、じゃあ、どの製品を選んだらいいの?」
と、当然思っているでしょう!
ダイソン空気清浄機を検討する上での注意点とともに、厳選したおすすめ製品を別記事で詳しく解説しました!
当記事からのステップアップとしては、【プロが厳選】ダイソン空気清浄機の選び方│おすすめ機種と理由を解説に進んでもらうとスマートです。
最後になりますが、
当記事をきっかけに、あなたの喘息に対する悩みが少しでも改善される事を願っています。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。