ダイソン加湿空気清浄機PH05・PH03は買い?|販売員が違いとおすすめの選び方を本音で解説

空気清浄機・扇風機

導入

<strong>ダイソン加湿空気清浄機について、立て続けに疑問が出た消費者</strong>
ダイソン加湿空気清浄機について、立て続けに疑問が出た消費者

「PH03とPH05って何が違うの?」
「空気清浄能力も加湿能力も結構違うの?」
「価格差だけの価値はある?」

ダイソンの加湿空気清浄機を調べていると、PH03とPH05が並んで販売されていた時期があり、

<strong>ダイソン加湿空気清浄機の価格差が気になる消費者</strong>
ダイソン加湿空気清浄機の価格差が気になる消費者

「価格差はあるけれど、一体何が違うの?」

と疑問に思う方は少なくありません。

見た目はフィルターカバーの色以外は同じですし、公式サイトを見ても専門用語が多く、違いが分かりにくいですよね。

そこで本記事では、ダイソン販売歴7年以上の現役販売員として、カタログだけでは伝わらない違いを、実際の接客経験も交えながら分かりやすく解説します。

【この記事で分かる事】

  • PH03とPH05の違い
  • 一般家庭ならどちらを選べばいいのか?
  • ホルムアルデヒド対策は本当に必要なのか?
  • 加湿空気清浄機を選ぶ際に知っておきたい考え方と現実
  • 僕がおすすめする、実利も快適性も落とさない提案

これらを順を追って解説していきます。

結論|PH03でも十分。ただし、PH05が向く人もいる

alt="「ダイソン加湿空気清浄機はPH03でも十分。ただし、PH05が向く人もいる」と結論を示すイメージ写真"

結論から言うと、一般的な家庭なら “PH03でも十分満足” できます。

一方で、

  • 新築/築浅,リフォーム直後
  • 化学物質過敏症やシックハウス症候群があり、化学物質にも配慮したい
  • 喘息があり、化学物質にも配慮したい
  • 木製家具やDIY家具を新たに多く導入した

という方であれば、PH05を選ぶ価値があります。

つまり、PH05は、空気清浄能力や加湿能力はPH03と同一で、プラスアルファ、

ホルムアルデヒドを始めとした化学物質対策を強化したモデル

と考えると分かりやすいでしょう。

言い方を変えると、販売金額の差分は、

ホルムアルデヒドを始めとした化学物質対策をどこまで重視するか?

ここが判断基準になります。

決して、“フィルターカバーの色違いだけ” という意義ではありません(笑)

本記事では、この違いを順番に見ていきます。

空気清浄能力と加湿能力だけで考えるなら『PH03』

alt="ダイソン加湿空気清浄機PH03の写真"

まず誤解してほしくないのは、PH05もPH03も、

空気清浄能力と加湿能力そのものに差はありません!

サラッと言いましたが、ここまで明確に理解を得る機会は少ないでしょうし、カタログやHPでも、自力でここまで掴み切る事は難しいでしょう。

一般的な家電では、

  • 上位モデル=性能が高い
  • 下位モデル=性能が低い

という考え方が当たり前です。

多くの家電がそうなので、そう考えてしまうのも自然です。

しかし、現時点のダイソン空気清浄機のPHシリーズは少し違います。

空気をきれいにする,加湿をするという基本性能はそのままに、ホルムアルデヒドを始めとした化学物質対策を追加したラインナップ

“もある” という二段構えになっている訳です。

つまり、『どちらが上か』ではなく、“自分が空気清浄に対してどこまで求めるか?” で選べるのです。

逆に、そこに気づかないと、損か得か?という二元論になりかねません。

要するに、価格差、すなわち、PH05とPH03との価格差は、

化学物質対策への一歩踏み込んだ投資コスト

として、“自分の環境に必要”,“必要そうだ” と思う方が払うものです。

では、具体的に、『PH05とPH03とではどう目的が変わるのか?』を項目ごとに見ていきましょう。

上位モデルとの違い①|酸化触媒フィルターの有無

alt="ダイソン加湿空気清浄機・PHシリーズのフィルター配列と特徴を解説した写真"
PHシリーズのフィルター配列と特徴を解説した写真

PH05だけには、

交換不要酸化触媒フィルターが搭載

されています。

これは、ホルムアルデヒドを始めとした分子レベルの化学物質を除去するのではなく、時間をかけずに、

水と二酸化炭素へ分解する

ためのフィルターです。

しかし、ここも誤解してはいけません。

PH03にも、酸化触媒フィルターの1つ手前(当章の図を参照)に、

活性炭フィルター

があります。

すなわち、活性炭フィルターには、化学物質を吸着して徐々に軽減する役割があるため、

一般家庭で発生する程度であれば、PH03でも十分実用的

です。

そのため、下記のケースに当たらない一般的な住宅で使うならPH03でも十分実用的と言えるでしょう。

一方、

  • 新築/築浅,リフォーム直後
  • 化学物質過敏症やシックハウス症候群があり、化学物質にも配慮したい
  • 喘息があり、化学物質にも配慮したい
  • 木製家具やDIY家具を新たに多く導入した

こうした方なら、時間をかけずに、分子レベルの化学物質を分解してくれるPH05選ぶ価値があります。

ワタル
ワタル

要するに、化学物質退治のファストパス付き『PH05』

逆に、

ファストパスを持っていなくても時間をかければ対処できるのが『PH03』

という構図です。

交換用フィルター(集じん・活性炭一体型)は、どちらを選んでも使える

PH05には、従来の活性炭フィルターより約1.5倍多く二酸化窒素(NO₂)を除去するK-カーボンフィルターが、初回フィルターとして標準搭載されています。

初回に付属している交換用フィルターは、

alt="ダイソン空気清浄機のK-カーボンフィルター写真"

一体型リサイクルグラスHEPA・K-カーボンフィルター
(8,800円・税込)

です。

一方、PH03には、

alt="ダイソン空気清浄機の一体型リサイクルグラスHEPA・活性炭フィルター写真"

一体型リサイクルグラスHEPA・活性炭フィルター
(7,700円・税込)

が、初回フィルターとして標準搭載されています。

しかし、交換用フィルターにはそれぞれ互換性があるため、次回以降はどちらのフィルターでも使用できます。

つまり、

  • 二酸化窒素対策を重視したい方
    →K-カーボンフィルター(8,800円・税込)
  • 一般的な使い方で交換費用を抑えたい方
    →活性炭フィルター(7,700円・税込)

というように、自分の考え方に合わせて選べます。

更に、この互換性にはもう一つメリットがあります。

花粉シーズンやインフルエンザ流行期には、交換用フィルターが一時的に欠品する事も少なくありません。

そんな時でも、

“本来買おうとしていたフィルターは欠品中。でも、もう片方なら在庫がある!

という状況であれば、そのまま購入・交換できます。

販売員としても、この互換性は維持費だけでなく、欠品時のリスク回避という意味でもメリットだと感じています😊

上位モデルとの違い②|ホルムアルデヒド検知センサーの有無

alt="ダイソン加湿空気清浄機のホルムアルデヒド検知センサーのイメージ写真"

PH05では、『ホルムアルデヒド』検知センサーが追加され、AUTO運転対応,もちろん、LCDディスプレイ表示にも反映されます。

alt="ホルムアルデヒドのディスプレイ表示の写真"
ホルムアルデヒド(HCHO)の表示

ここで重要なポイントは、ホルムアルデヒド検知センサー単体で必要性の有無を考える事ではありません。

  • 酸化触媒フィルター&ホルムアルデヒド検知センサーの両方あり
    →PH05
  • 両方ともない
  • →PH03

という構図だからです。

したがって、先述の例えを再度用いると、

ワタル
ワタル

化学物質退治のファストパス付き『PH05』を選ぶ
     ↓
『ホルムアルデヒド検知センサー』のおまけ付き

逆に、

ファストパスを持っていなくても時間をかければ対処できる『PH03』を選ぶ

     
おまけはもちろんない!

という構図です。

※PH03にもVOC・NO₂センサーは搭載されています。本章で比較しているのは、ホルムアルデヒド検知センサーの有無です。

それでも、PHシリーズは加湿空気清浄機としてトップクラス|①空気清浄能力,②内部の持続的な衛生管理システムの点で

alt="ダイソンPHシリーズは加湿空気清浄機としてトップクラスであるとイメージさせる写真"

ここで伝えたい事があります。

PHシリーズは、

空気清浄能力と、加湿空気清浄機に不可欠な内部衛生管理はトップクラス

です。

しかし、加湿能力だけは別問題です。

PHシリーズは気化式。

と言うよりも、

“空気清浄機をベースとした一体型での加湿方式は、市場ではほぼ全て “気化式”

です。

まぁ、それもそうで、“吸い込んだ風をそのまま加湿にも利用した方が製品化の上では効率的 だからでしょう。

そのため、

  • 利用時の『室温』
  • 設定風量
  • 利用時の部屋の『湿度』

によってモロに影響を受けるため、加湿効率が変わります。

包み隠さずに言えば、“気化式の加湿能力は非常に弱い” です。

それはある種仕方がない事で、これら3つもの外部要因に左右される訳ですから。

言い方を変えれば、

3つの外部要因を良く理解した上で環境を整えないと、安定した湿度上昇が期待できません!

ちなみに、検索エンジンで『加湿空気清浄機 加湿』と入れると、入力した単語に自動提案してくれるサジェストキーワード(検索候補)は、

  • 加湿空気清浄機 加湿しない
  • 加湿空気清浄機 加湿されない

が常連です。

厳密には “しない” というのは極端ですが、

それでも、3つもの外部要因によって左右される事を知らず、手放しで使うとそう感じるのも自然ですし、“自分が期待していた加湿効率とは乖離がありすぎる” となればそう思うでしょう。

しかし、仮に、環境を整えた所で多少の効果を見せ始めたとしても、100℃に沸騰させたお湯から水蒸気として放出し続ける『スチーム式』には、能力も効率もどうしても敵いません。

空気清浄機・加湿器一体型でいくべきか問題|僕ならこう考えていく

alt="空気清浄機・加湿器一体型でいくべきか問題への持論を披露するイメージ写真"

もし、置き場所に余裕があるなら、僕は、

ダイソン空気清浄機TPシリーズ+象印スチーム式加湿器

をおすすめします。

alt="おすすめの空気清浄機のダイソンTPシリーズをイメージさせる写真"

それぞれ得意分野に任せた方が、最も快適でストレスも少ないからです。

湿度が不足した切羽詰まった状況で、加湿力が物足りないのはイライラします。

一体型という利便性 < 思った通りに加湿される快適性

を取るという英断です。

また、単体の加湿器は、床付近に溜まりやすい冷気で水蒸気が冷やされるのを避けるため、少し高い位置に設置するのが理想です。

alt="少し床から高い位置に置いた加湿器の設置イメージ写真"

一方、舞い上がったハウスダストは時間の経過とともに重力の影響で床方向へ沈降していくため、空気清浄機の吸い込み口は本体の低い位置に設けられており、自ずと床置きがスタンダードです。

つまり、ダイソン空気清浄機TPシリーズ(空気清浄機)と単体加湿器(今回のおすすめとして象印)は、そもそも置くべき高さが違います。

床に2台並べるイメージではありません!

それに、加湿器は10月頃〜3月頃までの間だけです。

1年中、出しっぱなしでもありません。

更に、将来どちらかが故障した場合でも、片方だけを買い替えれば済むため、心理的にも経済的にも、負担を抑えられるなど、“加湿空気清浄機を選ばない事でのメリット”数え切れません(当記事では、代表的なメリットを紹介)

僕なら分ける。それでも最後に選ぶのはあなたです

alt="空気清浄機と加湿器は分けるべきか選択を迫られた読者のイメージ写真"

とはいえ、

  • 部屋が狭い
  • 1台で完結させたい

という方も多いでしょう。

その考えを優先して使っていく以上、内部の持続的な衛生管理に優れたダイソンPHシリーズは、現状でも非常に優秀な選択肢です。

そして、最後に選ぶのはあなたです。

ただ、その場合でも、“頭の片隅には置いておいてほしい事” があります。

それは、

『置き方』という利便性を優先した以上、加湿能力についてはある程度割り切る必要がある

という事です。

そこで、僕がおすすめしたいのが、

象印スチーム式加湿器“保険” として持っておく使い方

です。

  • 湿度がなかなか上がらない日
    →まず、“短時間だけ” 象印スチーム式加湿器を併用し一気に湿度を上げる
  • そして、部屋全体が十分潤ったら…
    その後は、ダイソンPHシリーズの循環だけで湿度を維持する

このように役割を分ければ、

  • 『空気清浄』
    →ダイソン
  • 加湿の『立ち上がり』
    象印スチーム式加湿器でブースト
  • 加湿のその後の『維持』
    →ダイソンPHシリーズ

という、それぞれの長所を活かした使い方ができます。

まとめ

alt="当記事のまとめをする女性のイメージ写真"

結論です。

  • 空気清浄能力・加湿能力だけならPH03でも差はない
  • ホルムアルデヒドを始めとした化学物質対策まで重点を置くならPH05
  • とは言え、“僕なら” 空気清浄と加湿を分けます!
    →おすすめは【ダイソンTPシリーズ+象印スチーム式加湿器
  • それでも一体型を重視するならPHシリーズ

これが、ダイソン空気清浄機を7年以上販売してきた現役販売員としての結論です。

PH05を選ぶにしてもPH03を選ぶにしても、僕は『ダイソン空気清浄機』という選択自体は間違っていないと思っています。

あとは、自分に合ったモデルを選ぶだけです😊

ここまで読んで、「これなら自分に合いそうだな😊」と思えたなら、次は購入方法です。

実は、ダイソン製品はどこで購入するかによって、返品保証やサポート内容が変わります。

僕自身、販売員として様々な購入方法を見てきましたが、安心して選びやすい購入先として、ダイソン公式サイトをおすすめしています。

その理由を紹介します。

Dyson公式がおすすめな理由|選び疲れせず、失敗しにくい購入ルート

alt="Dysonストアのイメージ写真"

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Dyson製品は非常に魅力的ですが、

高額だからこそ、

  • 「どこで買うのが安心?」
  • 「公式と楽天、何が違う?」
  • 「本当に自分の家に合う?」

など迷いますよね。

現役で店頭に立つ立場からお伝えすると、

単に “ネット最安値だけ” で選ぶより、

✅ 30日返品保証  
✅ ポイント還元  
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✅選び疲れ回避
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まで含めて考えた方が、結果的に満足度は圧倒的に高くなります😊

最大のメリットは、Dyson公式【30日返品保証】です。

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など、“家で使って初めて分かる” 部分がかなりある家電

ワタル
ワタル

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「買わなきゃよかった!」という失敗を回避できるからです。

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ポイントサイト『ハピタス』経由するだけで、Dyson公式での購入時に【7%還元】を受けられる事が多く、“正規ルートなのに” かなりお得

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を合わせると、2重取りで実質的なお得感もかなり大きいです😊

ハピタスは、“普段の買い物やサービス利用が経由するだけでお得になる” 大手ポイントサイトで、        

僕自身も、

  • Dyson公式
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  • クレジットカード発行

などで普段から頻繁に使っています😊

【購入手順】
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     ↓
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③ Dyson公式ショップへ進む
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※本体と一緒にフィルター・付属品を購入した場合、それらも還元対象になるケースがあります

※ツール、アクセサリー、消耗品のみの購入など、ポイント却下条件が一部あります

なお、今すぐ購入予定がない場合でも、“先にハピタス登録だけ済ませておく” と、

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など、今後のネット購入でもポイント還元を受けやすくなります。

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僕自身も普段から得している、かなり定番のポイントサイトです😊

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【この記事を書いた人】

ワタル

家電量販店で掃除機・空調家電を担当。
家電製品アドバイザー『エグゼクティブ等級』プラチナグレード保有。

家電量販店での販売経験およそ20年。
(内、ダイソン製品販売経験7年)

6年に及ぶ空調家電の販売経験を経て、2025年から掃除機担当に転身。

空調家電で培った『空気の流れ』や『構造理解』の
視点を掃除機に応用し、

・吸引性能
・フィルター設計
・空気の流れ
・メーカーごとの設計思想
など、

カタログでは分からない掃除機の構造や性能差を、
実際の販売現場の視点から解説しています。

掃除機と空気清浄機は『家電』というより、
空気をコントロールする機械だと考えています。