「部屋の湿度を下げたいし、部屋干しもなかなか乾かないから除湿機が欲しい。だけど、どういう視点で選んだらいいか分からないし、どれがおすすめなんだろう?」
こういった疑問に答えます。
- 除湿機選びにとって、本体内部の衛生面を考える事が大事だと分かる
- 本体内部が最も衛生的に保てる除湿機の特徴が分かる
- 空気清浄機,加湿器,除湿機など空調家電のエキスパート
- 現在も、空調家電販売の第一線で活躍中
- “空気” が大好きで、休日でも勉強や追求に余念がない
- 根が “健康オタク” でもあるため、「空調家電は健康に直結する」と一貫して主張し、衛生的に配慮のない製品には「使う価値がない」と厳しく意義を唱える
- 詳しい自己紹介はこちら
- ※本ページはプロモーションが含まれており、アフィリエイトで収益を得ています。あらかじめご了承ください。
おすすめの除湿機の特徴を知る前に|陥りがちな誤った除湿機の選び方を認識しておこう
レベルが低い家電量販店の店員達と中身のない除湿機の接客トーク
家電量販店の空調コーナーで毎日従事していると、
他の店員達がどんなトークで、除湿機を接客・提案しているのか?
が、周囲から聞こえてきます。
ひょっとすると、あなたは、多種多様な提案や有効なアドバイスがあると思ってしまうかもしれませんが、
そのほとんど全ては、
- 「夏に使うならコンプレッサー方式」
- 「こっちの方が除湿量が多い」
- 「こっちの方が安いけど除湿量が多い」
- 「こっちの方がプラズマクラスターがあるため、除菌効果もある」
- 「ネットのこの金額に合わせます」
というように、
ちょっと、カタログやwebを見れば誰でも認識できるような事しか話しておらず、所詮は比較販売。
(と言うか、その程度しか知りません!)
要は、消費者よりも、場数を踏んでいる分、商品同士の数値の比較慣れをしているだけで、除湿機の本質的な知識が欠如。
そのため、消費者もモヤモヤ感が残り、“なんとなく買った”という人がほとんどでしょう!
当たり前だが…|単に除湿量だけを求めるなら、数値の大きい製品を買えばいいだけ!
個々の除湿機の能力差を考える場合、『定格除湿能力』という数値があります。
24時間で除湿できた総量
↓
それを『日本電機工業会』は『定格除湿能力』と定めている
↓
定格とは、要するに『最大』という事
製品カタログなどでは、下記のように記載されています。
除湿量の多い物が欲しいだけなら、予算の許す範囲でその『定格除湿能力』ができるだけ大きい物を買えば済む話です!
何も難しい話はありません。
しかし、この定格除湿能力には大きな落とし穴があります。
P.S.より詳しい定格除湿能力の解説はこちら
ここでは、要点をかいつまんで解説します。
先程、見本で示したシャープ『CV-P180-W』の『定格除湿能力』もそうですが、
- 湿度→24時間固定
- 温度→24時間固定
- 風量→24時間固定
- この3つを24時間固定し、製品の大小を問わず、6畳の狭い部屋で最大風量で24時間運転し続けた結果の除湿量を指す
- そのため、実際の部屋で、記載量がそのままイコール除湿できる訳では全くない!
という試験環境を経た数値。
普通、除湿機を使えば室内の湿度は相対的に下がっていくのに、24時間変わらないというのはありえません!
また、そもそも、就寝時も含めて24時間風量を最大運転し続ける人などいません!(∵うるさい)
所詮、見栄えの良い数値をカタログに載せるためのパフォーマンス数値です!
しかし、各社・各製品は共通してこの試験をしているため、この数値しか当てがありません。
そして、当数値から言える事は下記の点だけ!
(製品選択をする観点では)
任意の2製品を比較した場合、定格除湿能力の数値が大きい方が…
タンク排水の場合
タンクが満タンになるまでが、より早いか,比較的時間を要するか?が分かるだけ!
→日中にタンクが満タンになったとしても、仕事などで外出していたら排水できず、そこで運転終了!
※この利用想定では、そこまで定格除湿能力の大きさにこだわらなくていい!
ホースで連続排水する場合
この条件下では、当数値が大きい方が1日の総除湿量が増える
◎この利用想定では、できる限り定格除湿能力が大きい製品を選ぶ意義がある
という理解をした方がいいです。
また、
『○畳対応』という数値も無視
して構いません!
なぜなら、
- 製品の大小を問わず、そもそも、6畳の部屋しか試験していない
- 湿度,温度,風量を全て24時間固定し続けた1日の総除湿量の多寡を基準にしているだけ
- その総除湿量を形式的な既定数値で割った数値を『除湿機の適用床面積』としているだけ
よって、算出条件が実態に則していないので、こんなもので、
「これを買うと、1日○リットル除湿してくれて、○畳対応なんだ!」
と思わされてはいけません!
除湿機の内部はカビだらけ!|だが、誰もそんな事実を教えてくれる販売員はいない
「除湿機は、もちろん湿度が下げられますが、その代わり、本体内部はカビだらけになり、部屋にかえってカビがバラまかれてしまいますよ!」
とは、当然、誰も教えてくれません。
そんな事を教えては除湿機が売れないからです(笑)
しかし、現に、
「除湿機 カビ」
と検索すると、おぞましい写真がたくさん出てきます。(下記は一例です)
Beクリーンおそうじ日記3
写真で見える大きな金属のプレートが
『熱交換器』
です。
除湿機(コンプレッサー方式)は、この『熱交換器』が冷却され結露しており、ここに取り込まれた空気がぶつかり空気中の水蒸気を冷やし除湿するのですが、
この
熱交換器で結露化した水分と、取り込まれてきた空気中のハウスダストが相まって、カビの発生・増殖が不可避
という訳です。
また、当然、カビの発生・増殖は熱交換器だけに留まらず、
- ドレン
除湿させた水滴を流す水路 - 風路
熱交換器の更に奥〜吹き出し口に至る部分
もカビは避けられません。
除湿機内部、特に、熱交換器〜風路がカビると、当然、そこをこすって空気が出てくるので、室内にもカビがばら撒かれる
訳です。
下記は、除湿機の一例として、コロナ『CD-S6323』(Sシリーズ)と、そのサンプルの内部写真です。
本来、除湿機といえば、
除湿機の空気の吸入口には、下記のようなペラペラなフィルターがあるだけ!
この取り外せる(=網戸みたいな)フィルターこそ掃除できますが、
2枚目の写真のように、
格子状の柵があるため、それよりも内部は一切掃除ができません!
これは、
※コロナ『CD-S6323』(Sシリーズ)を例に挙げましたが、これは、どのメーカーの除湿機も構造は全く同様です!
しかし、幾らこのペラペラなフィルターを掃除したとしても、
フィルターは肉眼で見える程、目が荒いので、それよりも細かなほこり,ダニ,カビなどは全て内部に入り込んでしまいます!
そして、その格子状の柵の次にあるのが『熱交換器』です。
先の写真のように、熱交換器にほこりが詰まったり、あるいはカビたりすると、どんどん除湿機内部が不衛生になっていきます。
当然、除湿機を置けば湿度は下がるし、部屋干しも乾きやすくなります。
しかし、除湿機を用いた部屋干しで言うならば、
当然、カビだらけの風を当てるので、洗濯物がカビ臭くなります。
あなたは、
部屋干しが乾きさえすれば、洗濯物がかえってカビ臭くなろうと気にしませんか?
もし仮に、
「部屋干しが早く乾いてさえくれれば問題ないさ!」
というのであれば、これから先、僕が幾ら問題提起をしたとしても、馬の耳に念仏でしょう。
しかし、やはり、あなたもそうでしょうけど、
「部屋干しが乾いたとしても、カビ臭くなるのだけは嫌だわ!」
という方がほとんどのはず。
今まで、こういう論点の話を聞く,考える機会がなかっただけで、深層心理としては、
みんな、少しでも清潔に除湿してほしい
のです。
前置きが長くなりましたが、そのための最善策として当記事で紹介するのが、コロナWHシリーズです。
業界初!たったコップ一杯の水で熱交換器を洗い流す|衛生的な衣類乾燥除湿機でおすすめはコロナWHシリーズ
コロナWHシリーズの解説に入る前に、少し、製造販売会社のコロナ社について説明しておきます。
『コロナ』とはどこのメーカー?
新潟県三条市に本社を置く暖房機器,空調・家電機器などの製造販売会社です。
下記の写真で赤い四角で囲んだ場所が三条市。
なお、『コロナ』という社名命名の背景は、
社名である「コロナ」はコンロの青い光がコロナ放電の色と似ていることや太陽の大気であるコロナのイメージから、石油暖房機を象徴的に表現するのに相応しいとして、石油コンロのブランド名として、創業者である内田鐡衛が考案し、命名。
ウィキペディア|コロナ (住宅関連機器メーカー)
1935年(昭和10年)に商標登録した。
その後、独自技術という財産をブランド価値として、さらに高めるために、1992年(平成4年)4月に社名を「株式会社内田製作所」から現在の「株式会社コロナ」に変更した。
とウィキペディアで紹介されています。
- コンロの青い光がコロナ放電の色と似ている事
- 太陽の大気であるコロナのイメージから、石油暖房機を象徴的に表現するのに相応しい事
要するに、
太陽のコロナから命名したのが社名の歴史
でした。
しかし、2019年以降、新型コロナウイルス(COVID-19)が流行する事態が発生した事で、世の心ない人間達のせいで、
「社名が新型コロナウイルスを連想させる」
という風評被害を被る事となった訳です。
そこで、不安を感じる同社社員やその家族が居るとの報告を受けた同社の小林一芳社長(現会長)は、
コロナ社長名で、
「コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ」
と題して、主に社員の子供に対して、
「両親に誇りを持ってほしい」
との思いを込めた新聞広告を地元紙である新潟日報に出稿し、2020年6月13日付の朝刊に掲載。
朝日新聞|コロナではたらくかぞくをもつキミへ コロナ社長が広告
この新聞広告では、子供がひとりでも読めるように、そして、社長が子供に語りかけるように、
- 漢字を一切使わず、ひらがなとカタカナだけで書かれている
- 当広告を読む対象者である子供を「キミ」と呼ぶ事で、優しく語りかけるように書かれている
のが特徴です。
なお、当広告の締め括りは、
キミのじまんのかぞくは、コロナのじまんのしゃいんです。— かぶしきがいしゃコロナのしゃちょう
という胸が熱くなる言葉で成されています。
これが掲載されるや否や、瞬く間に全国に反響が広がる事に!
掲載の2日後には、民放テレビ4社とNHKの同時取材を受け、更に、続々と全国のメディアが取り上げました。
また、全国から励ましのメッセージも届き、中には小学校の教員や校長がこの題材を取り上げ、子供達全員で書いた手紙が届いたりする程、多大な反響があったとの事です。
人徳が備わったトップがいる会社ですから、コロナ社はもちろん、提供している製品も素晴らしいに違いないですよね!
現に、暖房機器,空調・家電機器の専業メーカーですから、“何でもやってまっせ”の総合家電メーカーよりも、その実力もこだわりも確かです!
さて、コロナ社の特徴が分かった所で、ようやく、コロナ衣類乾燥除湿機WHシリーズの紹介をしていきます。
コロナ衣類乾燥除湿機WHシリーズの概要|まずは2分動画をご覧ください
コロナ社が、コロナ衣類乾燥除湿機WHシリーズの特徴を簡単にまとめたPVです。
いかがでしたか?
この動画でのポイントは、下記の6つです。
コロナ衣類乾燥除湿機WHシリーズのポイント
- 1日18Lのパワフル除湿
※18Lモデルで60Hz(西日本)の場合
50Hz(東日本)の場合は16L
※12Lモデルで60Hz(西日本)の場合,12L
50Hz(東日本)の場合は11L - 速乾Wルーバー
2層の風をコントロール
☆業界トップクラス!2kgの洗濯物なら約58分でカラッと乾く
(CD-WH18タイプを使用し、衣類乾燥60Hzの地域。CD-WH12タイプは69分)
☆高さ200cm,幅120cm,奥行き230cmと、ワイドな風でしっかり乾燥
(衣類乾燥,標準モード,ルーバーワイド時)
☆2世代前のCD-H1821と比較して、風の到達範囲が40%アップ
☆Wルーバーのスイングが作り出す気流により、タオルもふんわり柔らか仕上げ
(ふんわり度は従来比約30%アップ)
(CD-WH18タイプを使用し、ルーバー設定:スポットの場合で、自然乾燥時のタオルの厚みを100とした場合) - 業界初!除湿機内部の汚れを洗い流して清潔に保つ|除湿機初の熱交換器洗浄・アクアドロップ洗浄self
業界初除湿機内部の汚れを洗い流して、清潔に保つ
(※汚れを全て洗い流せる訳ではない)
☆水洗い後は、自動で乾燥運転
☆内部を清潔に保ち、除湿能力の低下を抑制 - 業界初の清潔機能|汚れがつきにくい!抗菌・防カビクリアフィンコート
- 水捨て回数が少ない5.5L大容量タンク|約7.3時間連続運転可能
(18Lモデルの60Hz(西日本)において。
50Hzの東日本は8.2時間のイメージ) - 操作部はシンプルなタッチパネル
では、ポイントを簡単に解説していきます。
特徴①)18Lモデルは業界最大級の除湿量|12Lモデルはそれに次ぐクラス
コロナ衣類乾燥除湿機WHシリーズは、1日の最大除湿量に応じて、2グレードあります。
製品型番 | CD-WH1823 (2023年モデル) | CD-WH1223 (2023年モデル) |
製品画像 | ||
1日の最大除湿量 | 60Hz(西日本) 18L 50Hz(東日本) 16L | 60Hz(西日本) 12L 50Hz(東日本) 11L |
なお、18Lモデルは、
- W|クリスタルホワイト
- K|クリスタルブラック
の2色展開ですが、
12Lモデル
→W|クリスタルホワイトのみ
のみとなっています(注意!)
なお、『18L』というサイズは、
【主要メーカー最上位機種の除湿量】 | ||
メーカー | コンプレッサー方式 | ハイブリッド方式 |
三菱 | MJ-PV250VX 24.5L /日 | – |
シャープ | CV-R180-W 16L/18L/日 (50Hz/60Hz) | CV-RH140-W 12L/14L/日 (50Hz/60Hz) |
パナソニック | – | F-YHVX200 18L/20L/日 (50Hz/60Hz) |
アイリスオーヤマ | KDCP-J16H-W 14L/16L/日 (50Hz/60Hz) | KIJH-L160-W 14L/16L/日 (50Hz/60Hz) |
というように、
定価で10万超えをする巨大な三菱『MJ-PV250VX』を除けば、業界トップクラスの除湿量です。
そして、12Lは18Lに次ぐクラスです。
補足①|くれぐれも、約束された1日の除湿量ではない!
除湿機の除湿能力の数値は、
- 湿度→24時間固定
- 温度→24時間固定
- 風量→24時間固定
の3つを固定して実施していました。
いわゆる、24時間ノンストップ・MAX運転ですね!
その方が、製造側としては見栄えの良い数値が出せるからです。
しかし、一般家庭でそんな使い方などするはずがありませんから、実態からかけ離れた試験です。
要するに、カタログ等の数字通りに、満額のパフォーマンスが得られるわけでは全くありません。
よって、
「結構いい加減なんだな!」
というのが分かると思います。
したがって、比較する機種があった場合、分かるのは、
比較機種間の効率性の優劣
だけです。
補足②|除湿能力を見る際は使用エリアに応じた数値を見る
日本でコンセントから取る『交流』の電気には、エリアに応じて『50Hz』と『60Hz』の2つの電気が混在しています。
『教えて!かんでん』
当記事では、ざっくりと、
- 西日本は60Hz
- 東日本は50Hz
と書いていますが、
厳密には、新潟県の糸魚川と静岡県の富士川を結ぶ線を境にして、西側では「60Hz」の電気、東側は「50Hz」の電気を使います。
なお、各社の製品カタログ等では、性能が大きくなる西側の「60Hz」を基準に書かれています。
したがって、当記事でも基本的には、西側の「60Hz」を基準に手前に表記します。
特徴②)2kgの洗濯物で業界最速級の約58分|2層の風をコントロールする速乾Wルーバー
ポイントは、
- メインとサブのルーバーによる2層の風をコントロール
(広く浅い風,シャープで遠くまで届く風) - シャープで遠くまで届く風により、洗濯物の繊維を立ち上げ、タオル乾燥のふんわり度が約30%アップ
(CD-WH18タイプを使用し、ルーバー設定:スポットの場合で、自然乾燥時のタオルの厚みを100とした場合) - 高さ200cm,幅120cm,奥行き230cmと、ワイドな風でしっかり乾燥
(衣類乾燥,標準モード,ルーバーワイド時) - 業界トップクラス!2kgの洗濯物なら約58分でカラッと乾く
(CD-WH18タイプを使用し、衣類乾燥60Hzの地域。CD-WH12タイプは69分) - 2世代前のCD-H1821と比較して、風の到達範囲が40%アップ
『2kgの洗濯物』の乾燥速度を数値化しているのは、(一般社団法人)日本電機工業会が、除湿機の衣類乾燥性能として、それを各社に統一指標として出させているからです。
(JEMA-HD 090:2017)
- 部屋の広さ6畳
- 室温20度,湿度70%
- 洗濯物2kg相当
- Tシャツ3枚,Yシャツ2枚,パジャマ1組,下着7枚,靴下2足,タオル3枚
- 製品位置は洗濯物の下方,外周近傍
- 運転モード『衣類乾燥』運転で60Hz地区
したがって、各社同条件で実施しているため、数値の比較ができる訳です。
コロナ社以外の他社の最上位クラスが、
【代表的なメーカー最上位機種の洗濯物2kgの乾燥速度】 | ||
メーカー | コンプレッサー方式 | ハイブリッド方式 |
三菱 | MJ-PV250VX 約86分 (衣類乾燥標準モード時) | – |
シャープ | CV-R180-W 約80分 (除湿強運転時) | CV-RH140-W 約64分 (梅雨時) (衣類乾燥速乾運転時) |
パナソニック | – | F-YHVX200 約58分 (衣類乾燥速乾モード時) |
アイリスオーヤマ | KDCP-J16H-W 非公表 | KIJH-L160-W 55分 (衣類乾燥速乾モード時) |
定価が¥102,460と10万円超えをするMJ-PV250VXですらも、2kgの洗濯物乾燥に約86分も要する中、
コロナのWHシリーズは、
製品型番 | CD-WH1823 (2023年モデル) | CD-WH1223 (2023年モデル) |
製品画像 | ||
洗濯物2kgの乾燥速度 (衣類乾燥時) | 約58分 (60Hz時) | 約69分 (60Hz時) |
と、業界最速クラスの速乾速度を示しています。
なお、アイリスオーヤマ『KIJH-L160-W』が最速で55分、パナソニック『F-YHVX200』が58分でコロナ『CD-WH1823』と同数値です。
しかし、
1W(=ワット)あたり、どれだけ除湿(=乾燥)ができるかの効率ベースで見ると、アイリスオーヤマ『KIJH-L160-W』とパナソニック『F-YHVX200』は圧倒的に効率が悪い
です。
速乾速度と1Wあたりの除湿効率で見たら、イチオシはコロナWH18モデル!
洗濯物2kgの乾燥速度上位機種の1Wあたりの除湿効率 | |
コロナ CD-WH1823 | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 約58分 (60Hz時) 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 1.14g/W 【50Hz】 1.10g/W (衣類乾燥時) |
コロナ CD-WH1223 | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 約69分 (60Hz時) 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 0.77g/W 【50Hz】 0.76g/W (衣類乾燥時) |
アイリスオーヤマ KIJH-L160-W | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 55分 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 0.95g/W 【50Hz】 0.88g/W (衣類乾燥速乾モード時) |
パナソニック F-YHVX200 | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 58分 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 1.00g/W 【50Hz】 0.93g/W (衣類乾燥速乾モード時) |
このように、
- アイリスオーヤマKIJH-L160-Wよりも、1Wあたり20%も除湿効率が高い
(60Hz時,1.14÷0.95) - パナソニックF-YHVX200よりも、1Wあたり14%も除湿効率が高い
(60Hz時,1.14÷1.00)
という差がそれぞれ出ます。
なぜ、こうなるかと言うと、
アイリスオーヤマ『KIJH-L160-W』も、パナソニック『F-YHVX200』もハイブリッド方式
↓
速乾速度の成果は『衣類乾燥・速乾モード』による数値だが、同モードは消費電力が非常に高いため、電気消費が大きい分、かえって効率が落ちる
一方、コロナWH18シリーズの場合、
- コンプレッサー方式であるため、ハイブリッド方式の速乾モードより消費電力が低い
- 独自の速乾Wルーバーによる速乾への貢献
という2点がある事から、1Wあたりの除湿効率が高いと言えます。
「ハイブリッド」と聞くと、“凄そう”とか、“これを買っておけば大丈夫!”といった風潮がありますが、実は、ハイブリッド方式の衣類乾燥・速乾モードは電気代が高いだけで、このように、1Wあたりの効率は非常に低いです!
なお、同じコロナのWHシリーズでも、
WH12モデルは1Wあたりの除湿(=乾燥)効率が悪いので、買うなら上位サイズの18モデルを買うべき
です。
18モデルと12モデルとでは、価格差もさほどありません!
また、WH18モデル使用時に、タオルのふんわり度が自然乾燥時よりも30%も上がると思うと嬉しいですよね!
(WH18モデル使用時)
特徴③)業界初!除湿機内部の汚れを洗い流して清潔に保つ|除湿機初の熱交換器洗浄・アクアドロップ洗浄self
お待たせしました!(笑)
これが、当記事で推したい最大の目玉機能です!
序盤で見てもらったように、除湿機の熱交換器はホコリやカビ等でかなり不衛生になります。
ここが不衛生を極めると、
- 本体内部全体がカビると、カビを撒き散らかす除湿機と化す
→排気,部屋干しがカビ臭くなる - 除湿機の除湿効率が落ちていく
→熱交換が妨げられてしまう
という最悪の事態に。
しかし、今までの除湿機はこの事態を放置していましたが、さすが、暖房機器,空調・家電機器などの専業メーカー・コロナですよ!
使い方は、非常に簡単!
- 背面にある注入口にコップ1杯の水を入れる(水道水200mlまで)
- 注水トレイを閉めて、手動で洗浄レバーを右に引き、約3秒間キープした後、洗浄レバーを戻す(注水した水は、タンクに回収)
- 注水トレイを閉めてから、約5分後に乾燥運転開始(30分〜90分後に自動停止)
- 乾燥運転終了後、タンクの水を捨てる
なお、この熱交換器洗浄・アクアドロップ洗浄selfは、
2週間に1回程度すると効果的
だそうです。
しかし、
あなたは不思議に思いませんか?
たったコップ1杯の水を入れて、レバーを引くだけで熱交換器がキレイになるなんて!!
そう、それにはちゃんと陰で支えてくれているヒミツがあるのです。
特徴④)熱交換器がたったコップ1杯の水でキレイになる秘密|業界初の清潔機能『汚れがつきにくい!抗菌・防カビクリアフィンコート』
仮に、汚れが付着しやすく、かつ、水をかけたとしても汚れが流れづらい素材をしていたらば、熱交換器洗浄・アクアドロップ洗浄selfも机上の空論でしたでしょう。
しかし、実際にはこの『抗菌・防カビクリアフィンコート』があるおかげでたったコップ1杯の水を流すだけで、熱交換器の衛生さが保てる訳です。
- アルミフィン(熱交換器)の上を、計3つの層で覆っている
- そのため、熱交換器に汚れがつきにくい
- 汚れが付着したとしても流れ落ちやすい
- 熱交換器表面に抗菌・防カビ処理をし、汚れに含まれる菌も抑制
という事です。
もちろん、
- 熱交換器洗浄・アクアドロップ洗浄self
- 抗菌・防カビクリアフィンコート
があれば、付着した全ての菌を洗い流す訳ではないです。
しかし、
これらがあるのとないのとでは大違いだし、健康・衛生面を考えれば絶対に使うべき
です。
なぜなら、
特に、カビはハウスダストの一種であり、アレルギー反応を引き起こす元凶でもあるため、換気もままならない部屋で撒き散らかし続けると、吸入してしまい気道などを炎症させてしまいかねません!
したがって、
「カビがどうとか言っているよりも、たくさん除湿してくれて、部屋干しが早く乾いてさえくれれば問題ないさ!」
と考えるよりも、
「やっぱり、除湿や部屋干しをする環境に自分も居合わせる以上、少しでも衛生的に稼働してほしいよな!毎日の積み重ねだしね!」
と考える方が堅実ではないでしょうか。
特徴⑤)水捨て回数が少ない5.5L大容量タンク|約7.3時間連続運転可能
主要メーカー最上位機種のタンク容量を見ると、
【主要メーカー最上位機種のタンク容量】 | ||
メーカー | コンプレッサー方式 | ハイブリッド方式 |
三菱 | MJ-PV250VX 約5.5L | – |
シャープ | CV-R180-W 約4.5L | CV-RH140-W 約3.6L |
パナソニック | – | F-YHVX200 約5L |
アイリスオーヤマ | KDCP-J16H-W 5L | KIJH-L160-W 約4.5L |
とある通り、コロナWHモデルは最大容量です。
特筆すべきは、
製品型番 | CD-WH1823 (2023年モデル) | CD-WH1223 (2023年モデル) |
製品画像 | ||
タンク容量 | 5.5L |
次点サイズのCD-WH12モデルでも同容量の5.5Lだという事です。
家庭用除湿機のタンク容量のボリュームゾーンが2~3Lである中、
これだけあると、
日中、お勤めや学業で外出中で家に誰もいなくても、排水が満タンになり早々と途中で止まってしまう心配が業界で最も遠ざけられる
と言えますね。
なお、もちろんも『連続排水』も対応しています。
- ホース(別売)
- 排水場所の確保
この2つがあれば、
- 1日の除湿能力がフルに活かせる
(物理的なタンク容量の影響を受けずに) - 数日家を空けるような状況下でも連続除湿
という恩恵が得られます。
特徴⑥)操作部はシンプルなタッチパネル
- 一目で操作項目の把握ができる
- 老若男女,機械操作が苦手でも親しみやすい
- フラットで凸凹がないから拭き掃除しやすい
【まとめ】最も衛生的に使える衣類乾燥除湿機・コロナWHシリーズ|買うなら上位サイズのCD-WH18モデル
コロナWHシリーズには18Lと12Lの2グレードありますが、当記事中盤でも解説した通り、
洗濯物2kgの乾燥速度上位機種の1Wあたりの除湿効率 | |
コロナ CD-WH1823 | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 約58分 (60Hz時) 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 1.14g/W 【50Hz】 1.10g/W |
コロナ CD-WH1223 | 【洗濯物2kgの乾燥速度】 約69分 (60Hz時) 【1Wあたりの除湿能力】 【60Hz】 0.77g/W 【50Hz】 0.76g/W |
- 乾燥速度が16%早くなる
(60Hz時の58分÷69分) - 1Wあたりの除湿能力は、約5割も違う
(60Hz時で比較|1.14÷0.77)
このように、16%乾燥速度が速くなれば、その分、稼働時間を短くする事ができますし、また、1Wあたりの除湿能力が約5割も違えば、電気代のコスパが相当違ってきます。
しかも、これが、
毎利用時の事である事を考えると、数年間での積み重ねによる差は計り知れません!
しかも、初期投資の本体購入額では、さほど差がありません。
したがって、初めからCD-WH18シリーズ1本狙いで行きましょう!
CD-WH18シリーズの購入はこちら
CD-WH12シリーズの購入はこちら
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。