導入

「軽い掃除機は吸わない」
こんな話を聞いた事はありませんか?
確かに、昔は、
重い掃除機=吸引力が強い
というイメージがありました。
しかし、最近は、モーターや気流設計が進化し、軽くてもよく吸う掃除機が増えています。
実際に、家電量販店で掃除機を販売していると、
「軽い掃除機って吸わないですよね?」
という質問はかなり多いです。
結論から言うと、
最近の軽い掃除機でも普通に吸います!
ただし、
などによって掃除性能は変わるため、モデルによってかなり差があるのも事実です。
この記事では、
を家電販売員の視点で分かりやすく解説します。
⸻
⸻
軽い掃除機は吸わない?|結論「最近の軽い掃除機は普通に吸います!」

結論から言うと、
最近の軽い掃除機は普通に吸います!
特に最近の掃除機は、
などが進化しているため、軽量モデルでも実用的な吸引力を持つ掃除機が増えています。
例えば、
などのメーカーは、軽さと吸引力のバランスを重視した掃除機を多く販売しています。
そのため、
「軽い=吸わない」
とは言い切れない時代になっています。
⸻
【販売員のリアル】店頭でよくある質問

家電量販店で掃除機を販売していると、次のような質問をよく受けます。
実際には、軽い掃除機でもよく吸うモデルは普通にあります。
ただし掃除機は、
などの組み合わせで掃除性能が決まるため、
軽さ”だけ” で選ぶと失敗する事があります。
⸻
軽い掃除機は吸わないと言われる4つの理由

軽い掃除機が「吸わない」と言われるのには、いくつか理由があります。
家電量販店の売り場でも、次のような理由でそう感じるケースがあります。
モーターやバッテリー出力が小さい
掃除機を軽くするためには、
などの部品も小型化する必要があります。
特にコードレス掃除機では、
軽量モデルになる程、バッテリー電圧が小さいモデル
も多くなります。
電圧が低いとモーター出力を上げにくいため、結果として吸引力が弱く感じる
事があります。
フィルター式サイクロンは詰まりやすい事がある
多くのサイクロン掃除機は、
という構造になっています。
軽量モデルの場合、本体サイズが小さいため、その分、フィルター面積も小さくなりやすく、ホコリが溜まると空気の流れが弱くなり、結果、吸引力が落ちる事があります。
ヘッド構造の違い
掃除機の掃除性能は、ヘッド構造によっても変わります。
主に次のようなタイプがあります。
モーターブラシは、ブラシが回転してゴミをかき出すため、カーペットやラグの掃除がしやすくなります。
一方でモーターなしブラシの場合は、ゴミをかき出す力が弱くなるため、特に、カーペットやラグにおいて、掃除性能に差を感じる事があります。
軽さ重視の設計
軽い掃除機は、
などを想定したモデルも多く、
吸引力 < 使いやすさ,取り回しやすさ重視
で作られている場合があります。

特に、日本の掃除機はこの傾向が顕著です。
背景には、日本が超高齢社会である事、そして、単身世帯の増加があると考えられます。
⸻
掃除機の吸引力は何で決まる?

掃除機の吸引力は、1つの要素だけで決まるわけではありません。
主に、次のような要素の組み合わせで決まります。
⸻
そのため、
「軽い掃除機=吸わない」
「電圧が高い=吸う」
といった単純な話ではありません。
掃除機は、これらの設計バランスによって、実際の掃除性能が大きく変わります。
バッテリー電圧と吸引力の関係
コードレス掃除機では、バッテリー電圧は吸引力に大きく関係します。
一般的には、
- 約14Vクラス
- 約18Vクラス
- 約21Vクラス
- 約25Vクラス
などのモデルがあります。
一般論として、電圧が高い程、モーター出力を上げやすくなるため強い吸引力を出しやすくなります。
ただし、実際の掃除性能は、他の要素、
などの影響も大きいため、電圧だけで吸引力が決まるわけではありません。
集じん方式(空気とごみの分離構造)の違いも吸引力に影響する
掃除機では、ごみの分離方式やフィルター構造も、大きく吸引力の持続に影響します。
代表的な集じん方式には、
- サイクロン式
- 紙パック式
などがあります。
サイクロン式は、更に大きく分けると次の2タイプがあります。
フィルター式サイクロン|単層式
多くのサイクロン掃除機がこのタイプです。
という構造になっています。
そのため、フィルターにホコリが溜まっていくにしたがって、空気の流れが弱くなり吸引力が落ちやすくなります。
言い換えれば、
排気が抜けにくくなり、連動して吸引力が落ちる
という事です。
フィルターレス型サイクロン(ダイソン方式)|多層式
ダイソンなどに見られる構造で、
どちらも、遠心分離で分離する構造です。
この方式は、
フィルターに頼らず、ゴミを分離するため吸引力が落ちにくい構造
です。
⸻
吸引力で失敗しない掃除機の選び方

掃除機選びで失敗しないためには、次のポイントを見る事が大切です。
モーター性能
掃除機の基本的な吸引力は、モーター性能によって決まります。
ただし、掃除機の場合、空気清浄機の風量のように、
モーター性能を比較できる共通の指標は、ほとんど公開されていません!
そのため、実際の掃除機選びでは、
などを総合的に見て判断する事が多くなります。
家電量販店の売り場でも、モーターの数値で比較するというより、
実際の掃除性能やヘッド構造,集じん方式の違いを重視して掃除機を選ぶ方が多い
です。
ヘッド構造
掃除機の掃除性能は、ヘッド構造にも大きく影響します。
主に、次のようなタイプがあります。
モーターブラシは、ブラシが回転してゴミをかき出すため、カーペットやラグの掃除がしやすくなります。
一方で、モーターなしブラシの場合は、ゴミをかき出す力が弱くなるため、掃除性能に差を感じる事があります。
特に、カーペットやラグにおいて、掃除性能に差を感じる事があります。
用途で選ぶ
掃除機は、使う環境に合わせて選ぶ事も大切です。
同じ掃除機でも、
部屋の広さや床材によって、使いやすさや満足度が大きく変わる
からです。
例えば次のような違いがあります。
ワンルーム・1Kなどの部屋
このような場合は、軽量で取り回しやすい掃除機の方が使いやすいです。
重い掃除機だと出し入れが面倒になり、掃除の回数が減ってしまう事もあります。
戸建て・広い部屋
一方で、
といった家庭では、吸引力を重視した掃除機の方が満足度が高くなります。
掃除する範囲が広い場合、
軽さ < しっかりゴミを取れる性能
が重要になる事が多いからです。
迷った場合の考え方
掃除機選びで迷った場合は、
「軽さ」と「吸引力」どちらを優先するか!
(軽さと吸引力はトレードオフ)
を考えると選びやすくなります。
例えば、
という考え方です。
⸻
軽い掃除機が向いている人

軽い掃除機は次のような人に向いています。
軽い掃除機は、取り回しの良さが最大のメリットです。
そのため、「サッと掃除したい」という人にはとても使いやすい掃除機です。
⸻
軽い掃除機が向いていない人

一方で、次のような場合は、吸引力重視モデルの方が向いています。
このような環境下では、
軽さ < 吸引力やヘッド性能を重視した掃除機
の方が、満足度が高い事があります。
⸻
軽くて吸引力が強い掃除機

軽さと吸引力のバランスで人気なのが、
ダイソンのコードレス掃除機
です。
中でも特に人気なのが、
Dyson V12シリーズ
です。
V12は、
という理由で人気があります。
⸻
まとめ

軽い掃除機は「吸わない」と言われる事がありますが、最近の掃除機は、モーターや気流設計の進化によって軽くても実用的な吸引力を持つモデルが増えています。
そのため、掃除機選びでは、
「軽さ」か「吸引力」かではなく、自分の掃除スタイルに合った掃除機を選ぶ事が大切!
です。
その視点で見ると、軽い掃除機も十分に選択肢になります。
関連記事(制作予定)
・軽い掃除機おすすめ
・コードレス掃除機おすすめ
・ダイソン掃除機おすすめ

