【特集】加湿 × 空気清浄の正しい選び方|失敗しないための重要ポイント

alt="喉を痛めている女性から加湿器や空気清浄機ニーズを想像させる写真"

販売員歴7年の筆者が “加湿器や空気清浄機の本質” を解説!

ワタル
ワタル

加湿器や空気清浄機を持っているのに、

「湿度が上がらない」,「空気がキレイになった実感がない」という相談は非常に多いです。

結論から言えば、

  • 湿度40〜50%を安定させる “湿度環境”
  • ホコリ・花粉・微粒子を効率よく除去する “空気清浄”

この2つの両立ができていない事が主因です。

どちらか一方だけを整えても、快適な空気環境にはなりません。

加湿と空気清浄は、本来セットで最適化すべき領域です。

このページでは、

空調家電を7年以上販売し、実際のご家庭の悩みを数多く解決してきた視点から、

  • 湿度 × 空気清浄を “最も効率よく整える方法”

を専門的に解説します。

  • 湿度が安定しない理由
  • 空気清浄機の効果を最大化する条件
  • 加湿と空気清浄が干渉しない置き方
  • 加湿器の購入でよくある誤解

これらを先に理解する事で、あなたの家の空気は確実に変わります。

  1. 【結論】加湿と空気清浄は “同時に語るべき” 理由
    1. 湿度が低いと、空気清浄の “効率が落ちる”
      1. 「湿度が上がらない・安定しない」という悩みがあるならこちら
    2. 相対湿度40〜50%は、ウイルス・アレル物質に強い
    3. “部屋の空気感” が一番変わる組み合わせ
    4. 加湿器と空気清浄機が干渉しない置き方
  2. 加湿と空気清浄での失敗しないポイント
    1. 空気清浄と加湿機能が一体化した大半の『加湿空気清浄機』を使わない事
      1. なぜ、大半の加湿空気清浄機を使うとかえって空気が汚れてしまうのか?
      2. 逆に、カビが生えず衛生的に使い続けられる加湿空気清浄機はこちら
        1. ホルムアルデヒドなど、有害な化学物質まで即座に分解するフィルター搭載モデル
        2. 衛生的に使い続けられるダイソン加湿空気清浄機のスタンダードモデル
    2. 加湿器は『能力(ml/h)』に惑わされない事
      1. “失敗しない” 加湿器の選び方|加湿の適用床面積の理解
      2. 湿度が上がらない部屋の共通点とは?|その改善にスチーム式が効く理由
    3. 室内の湿度(=相対湿度)は高ければいい、というものではない
    4. 空気清浄機は “24時間運転” が前提
      1. 空気清浄機の理解を深めるなら下記の記事がおすすめ
  3. 【ワタルが推す組み合わせ(用途別)】
    1. とにかくホコリが気になる|空気清浄強め × 加湿量しっかりめ
    2. 空気清浄強めにオススメダイソン|TP12WG
    3. 加湿量しっかりめにオススメ象印| EE-RU50
    4. 子ども部屋|安定した加湿器 × 静音かつコンパクトな空気清浄
      1. 子ども部屋にピッタリな静音かつコンパクトな空気清浄機
      2. 子ども部屋にピッタリな静音かつコンパクトな加湿器
    5. 寝室|加湿の安定性(象印) × 高い空気清浄力(Dyson)
      1. 寝室にピッタリな加湿器|象印シリーズで最も静音性が高い
      2. 寝室にピッタリな空気清浄機|ダイソンの寝室向けコンセプトモデル
  4. まとめ|加湿 × 空気清浄の正しい選び方
  5. 関連記事
      1. 静音・コンパクト・パワフルなダイソン空気清浄機をご紹介
      2. 加湿器で毎年一番人気の『象印』製品を横断比較するならこちら
  6. まとめ記事
    1. ダイソン空気清浄機フィルターの買い替えはこちら
    2. ダイソン空調製品のリモコンはこちら
    3. ダイソン掃除機のバッテリーやフィルター等はこちら

【結論】加湿と空気清浄は “同時に語るべき” 理由

alt="加湿と空気清浄は “同時に語るべき” 理由をイメージさせる写真"

加湿器と空気清浄機は、別々の家電に見えて、

実際は「空気の質」を左右するため、同軸で考えるべき家電 です。

販売現場では、加湿を意識するシーズンの場合、

加湿器と空気清浄機、どっちを先に買えばいい?

という質問をとても多く頂きます。

結論は、

相対湿度40〜50%を保ちながら、空気の質を整えるのが最優先!

加湿と空気清浄は セットで最適化” するべき。

理由は次の3つです。

湿度が低いと、空気清浄の “効率が落ちる”

空気中のホコリや花粉は乾燥すると軽くなり舞いやすくなるため、フィルター式の空気清浄機でのキャッチ効率も実は落ちます。

「空気が乾燥 → ホコリが舞いやすい → 捕集効率が下がる」

これは、意外と知られていません。

捕集効率が落ちると、それだけホコリの滞空時間が長くなるため、あなたが呼吸で吸い込んでしまう汚染物質が増えてしまいます。

逆に言えば、湿度が不足なく安定してくると、空気清浄機の効果も高まってきます。

「湿度が上がらない・安定しない」という悩みがあるならこちら

相対湿度40〜50%は、ウイルス・アレル物質に強い

最も健康的と言われる相対湿度40〜50%は、ウイルス・カビの増殖抑制にも繫がり、

【加湿のメリット × 空気清浄のメリット】が重なる領域。

特に、小さなお子さんがいる家庭では最優先ポイントです。

しかし、湿度は、湿度だけで考えてはいけません。

温度と湿度のバランスで、“快適か,それとも、不快か?” が決まる

からです。

下記のグラフは、室内での室温と相対湿度とのバランスを示したものです。

alt="室温と相対湿度とのバランスを示したグラフ写真"
ダイソン加湿器カタログ

一例で言うと、

  • 室温20℃-相対湿度50%
  • 室温24℃-相対湿度40%

これがグラフから読み取れる快適ラインです。

同じ室温で…
☆これ以上、相対湿度を上げると『多湿』
☆これ以上、相対湿度が下がると『乾燥』

という事で、室温と湿度はシーソーの関係でバランスを取っています。

後述しますが、『多湿』の状態になると、カビやバクテリアが発生しやすくなる環境を作ってしまい、乾燥から別の悩みのフェーズに移行してしまいます。

“部屋の空気感” が一番変わる組み合わせ

加湿だけ、あるいは、空気清浄だけだと、

なんか良くなった気がする

止まり。

でも、この2つを一緒に整えると…

  • 乾燥しにくい
  • ノドがラク
  • 目が疲れにくい
  • 部屋のホコリが溜まりにくい

これは販売現場でも、お客様の「体感満足度」が圧倒的に高い組み合わせです。

要するに、

湿度 × 空気清浄を “最も効率よく整える方法”

は、湿度 × 空気清浄を セットで最適化” させる事です。

加湿器と空気清浄機が干渉しない置き方

【それぞれの配置のポイント】
十分な距離を離す

→加湿器から放出される水蒸気を空気清浄機が吸い込み続けると、空気清浄機内部のフィルターがカビる原因になりえる

部屋の対角線上に配置する

部屋の対角線上に配置する事で、自ずと両機器間の距離が保たれ衛生的な循環が期待

空気の流れを考慮する

→[空気清浄機]
人の出入りの多い入口付近や、空気の流れを掴みやすいエアコンの真下や対面などが適
→[加湿器]
部屋の中央付近など、均一に水蒸気が広がりやすい所が適

壁や家具から離す(空気清浄機,加湿器)

→吸気口や吹き出し口を塞いでしまうと効果が得られない。加湿器の場合は、壁を濡らしてしまう

窓際と、床上への直置きを避ける(加湿器)

→いずれも、放出された水蒸気が冷やされて効果が得られなくなる

加湿と空気清浄での失敗しないポイント

alt="加湿と空気清浄での失敗しないポイントを暗示する写真"

空気清浄と加湿機能が一体化した大半の『加湿空気清浄機』を使わない事

前章で、

湿度 × 空気清浄をセットで最適化” させる事

という話をしましたが、

こういう“両方使う” とか、“2つ対策する” という話になると、つい出てくるのが、

『一台二役』or『一台三役』(オールインワン)への需要

です。

現に、空気清浄機と加湿器が一体になった家電のパターンで言うと、

  • 加湿空気清浄機
    空気清浄+加湿
  • 除加湿空気清浄機
    →空気清浄+加湿+除湿

がありますが、空気清浄機を買う以上、当然、部屋の空気を今よりもきれいにしたいはずですが、

それならば、

空気清浄と加湿機能が一体化した大半の『加湿空気清浄機』を使わない事が賢明

理由は明白です。

かえって、使えば使う程、部屋の空気を汚してしまうからです。

alt="加湿空気清浄機 カビで検索すると出てくる写真"
Google検索『加湿空気清浄機 カビ』の画像

恐ろしくないですか?

空気清浄をして、健やかな空気の元で生活しようという気持ちが少しでもあるなら、ゴミ同然の加湿空気清浄機にお金を投げ捨てる前に、知識を身につけましょう!

下記の記事を読むと、その理由が明確に分かります。

なぜ、大半の加湿空気清浄機を使うとかえって空気が汚れてしまうのか?

逆に、カビが生えず衛生的に使い続けられる加湿空気清浄機はこちら

ホルムアルデヒドなど、有害な化学物質まで即座に分解するフィルター搭載モデル

衛生的に使い続けられるダイソン加湿空気清浄機のスタンダードモデル


加湿器は『能力(ml/h)』に惑わされない事

見た目・機能より、方式選びが最も大事。

室内環境に左右されず、自然と湿度が上っていく方式を選ぶ事

加湿器には幾つもの方式がありますが、室内で安定した湿度上昇効果が得られる加湿方式は、1つしかないと言っても過言ではありません。

alt="加湿方式の分類を示した図"
加湿方式の分類

ワタル
ワタル

大分類で見ると3つの方式がありますが、もし、あなたが、今、超音波式や気化式を使っていて、「湿度がなかなか上がらない!」と困っていたら、下記の2記事を読んで、加湿器への理解を改めましょう!

下記の2つの記事を併せて読むと、加湿器選びの失敗は無くなります。

“失敗しない” 加湿器の選び方|加湿の適用床面積の理解

湿度が上がらない部屋の共通点とは?|その改善にスチーム式が効く理由

室内の湿度(=相対湿度)は高ければいい、というものではない

前章で、

温度と湿度のバランスで、“快適か,それとも、不快か?” が決まる

という話をしました。

そこでは、「温度と湿度のバランスが大事」という話でしたが、

ここでは、そのバランスが崩れ、加湿しすぎ,あるいは、乾燥しすぎの場合、どんな不都合(=リスク)が生じるかを簡単に紹介します。

下記の写真は、室内の相対湿度と微生物などとのリスク関係を示した相関図です。

alt="相対湿度と微生物などとの相関関係を示すグラフ写真"

ここでは難しい説明は省きますが、

空気清浄機の本体内部は、モーターの排熱が生じるのと、暖房で温められた空気が通り抜ける事により、室内温度より温かくなりやすい
      ↓
また、空気は暖かい程、水分をたくさん保有する性質があるため、暖房のしっかり効いた室内で、加湿器での過度な加湿により相対湿度が60%以上ともなってくると、上記の相関図から分かるように、カビとダニ等のリスクが少しずつ上昇していく(黒いブロック)
      ↓
すると、室内はもちろん、空気清浄機内部でもカビが発生しやすく、結果、アレルギー反応を引き起こす,あるいは、フィルターが臭ったり、フィルターの寿命に影響が出るといった悪循環に陥る可能性がある


空気清浄機は “24時間運転” が前提

閉めきった部屋では空気の流れがないため、ハウスダストを始めとする汚染物質が空気中に滞留しています。

また、空気清浄機の電気代は、1時間でせいぜい1〜2円程度です。

したがって、特に、小さなお子さんやペットが常にいる/花粉シーズンでは、【できるだけ強いモード、あるいは自動】でつけっぱなしがベスト。

ただ、

大半の空気清浄機は自ら気流が作れないので、本体の周りしか空気が動きません!

論より証拠に、下記の短い動画を見てください。

アイリスオオヤマが、数年前、家電量販店内でデモ動画として流していたものを自身で撮影したものです。

【この動画が優れている点】

動画下の「サーキュレーターなし」の場合、部屋の奥が循環しづらい状況   
        ↓
これが、
“ほとんどの空気清浄機の実態を示している” と言える
        ↓
それを目に見える形で顕にしてくれている   
        ↓
逆に言えば、動画上の「サーキュレーターあり」から分かるように、広い範囲を清浄しようとすれば、
どんよりと澱んで重たい室内の空気を撹拌させる事が大事

そして、先のアイリスオオヤマに続き、下記は、日本規格よりも桁違いに厳しい規格に基づき技術しているダイソン空気清浄機のスモークテストです。

空間の真ん中で滞留したスモークが、突如、流れるように吸い込まれていきましたよね?

これが『攪拌』によりもたらされた気流効果です。

しかも、ダイソンの場合、本体を起点に部屋全体に気流を及ぼすので、どんな間取りでも分け隔てなく清浄ができます。

空気清浄機の理解を深めるなら下記の記事がおすすめ


【ワタルが推す組み合わせ(用途別)】

alt="ワタルが推す(用途別)加湿器と空気清浄機のオススメを示す写真"

とにかくホコリが気になる|空気清浄強め × 加湿量しっかりめ

おすすめは、

【空気清浄機:ダイソン,加湿器:象印

の組み合わせです。

空気清浄機の性能効率は、

  • 風量がしっかり出せる事
    →風量と空気清浄能力は相関関係
  • 気流が広範囲に及ぶ事
    →前章の動画の通り、気流の戻り空気がフィルターにぶつかる事で捕集する
  • フィルターでの除去率が高い事
    →漏らしては意味がない

この3つの要素の掛け合わせで決まります。

ここでは、②と③に関して解説しておきます。

『気流の話』は前章でもしましたが、

alt="ダイソン空気清浄機の社内テストイメージを示す写真"
ダイソン空気清浄機|製品カタログ

ダイソン空気清浄機は空間全体を清浄すべく設計されているので、その他の空気清浄機とは質が違います。

次に、『フィルターの除去率が高い事』ですが、

当然ですが、明るい部屋だと空気の動きは見えません。

ダイソンのように、誠実に技術しているメーカーもあれば
     
逆に、“見えない”事をいい事に日本メーカーのようにいい加減に作り、カタログ等で綺麗事ばかり並べる巧妙なメーカーも数知れず

明るい部屋だと見えませんが、逆に、暗い部屋だと空気の動きが見えます。

数年前、主要4社の空気清浄機を暗室に並べ、空気清浄能力の実態を明るみにするCMがありました。

主要4社とは、

シャープ,ダイキン,パナソニック,ダイソン

の事。

真っ暗の空間では、コントラストで白煙の動きが分かる
(=様々なサイズの微粒子を混ぜた液体をスモークマシーンで煙化させたもの)
      
※空気清浄機が吸い込んだ微粒子をいかに漏らさずに本体内部に密閉できているか?
      
※あるいは、実は、いかに漏らしてしまっているか?が顕に分かる

30秒ですので、どうぞご覧ください。

いかがでしたか?

これが現実です。

シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機は、本体とフィルターとの間がスキマだらけ
    
密閉性がないため、花粉程度の汚染物質ですらも漏らしまくる散状

なお、この動画では、

PM0.25〜60』という割と大きめの微粒子をスモーク化させて検証
(PM0.25=1mmの4,000分の1,PM60=1mmの約16分の1)

シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機は、この程度の大きさでも漏らしまくります

ちなみに、

潰れていないor破裂していない原型を留めた花粉こそ、サイズは概ね1mmの30分の1程度ですが、

都市部の花粉は、粉砕されて1mmの10,000分の1〜1,000分の1程度にまで砕かれる
    
日本規格の空気清浄機では、花粉にはまともに太刀打ちできません!

空気清浄強めにオススメダイソン|TP12WG

加湿量しっかりめにオススメ象印| EE-RU50

なお、象印加湿器に関しては、こちらで詳説しています。

子ども部屋|安定した加湿器 × 静音かつコンパクトな空気清浄

空気清浄機や加湿器の選び方は他の部屋と変わりませんが、リビングと違い、子ども部屋はコンパクト。

そんな子ども部屋にピッタリな今イチ押しの空気清浄機はこちら!

子ども部屋にピッタリな静音かつコンパクトな空気清浄機


詳細はこちらで解説しています。

子ども部屋にピッタリな静音かつコンパクトな加湿器

寝室|加湿の安定性(象印) × 高い空気清浄力(Dyson)

就寝時における加湿,空気清浄での重要点
静寂性を保ちながら安定した加湿,空気清浄の効能を得る事

また、加湿器利用をする時期の寝室での就寝時は室温が低いですが、そんな中でも室温に左右されず安定した加湿力を得られる方式は『スチーム式』に限られます。

そこで、寝室にピッタリな空気清浄機と加湿器をチョイスしました。

寝室にピッタリな加湿器|象印シリーズで最も静音性が高い

寝室にピッタリな空気清浄機|ダイソンの寝室向けコンセプトモデル

まとめ|加湿 × 空気清浄の正しい選び方

alt="加湿 × 空気清浄の正しい選び方を知り安心して過ごせているイメージ写真"

加湿器と空気清浄機は、別々に選ぶのではなく、

“部屋の空気をどう整えるか”

が中心軸。

これで選ぶと“失敗しない買い方”になります。

ただし、

よく世間の人達が検討しがちな,あるいは、人気やオススメのランキング上位に出てくる加湿空気清浄機を選ぶ・使うと、部屋が今以上に汚れる

ので、それだけはやめましょう。

【加湿空気清浄機を使うなら…】
ダイソン加湿空気清浄機


【加湿器と空気清浄機を分けるなら…(☆こっちがオススメ!)】
加湿器:象印
空気清浄機:ダイソン

が最適解です。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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alt="加湿 × 空気清浄の関連記事を紹介する写真"

静音・コンパクト・パワフルなダイソン空気清浄機をご紹介

加湿器で毎年一番人気の『象印』製品を横断比較するならこちら

まとめ記事

alt="夫婦でワタルブログを閲覧しているイメージ写真"

ダイソン空気清浄機フィルターの買い替えはこちら

ダイソン空調製品のリモコンはこちら

ダイソン掃除機のバッテリーやフィルター等はこちら