除湿機の除湿能力は非現実的な試験で算出。分かるのは効率性だけ!

除湿機の除湿能力が知りたい人

「除湿機を買おうと思っているけど、どうやら『除湿能力』という数値をアテにするらしい。
だけど、この数字をどう見たらいいんだろう?

こういった疑問に答えます。

この記事を書いた人
ワタル
  • 空気清浄機、加湿器、除湿機など空調家電のエキスパート。
  • 現在も、空調家電販売の第一線で活躍中。
  • “空気” が大好きで、休みの日でも勉強や追求に余念がない。
  • 根が “健康オタク” でもあるため、「空調家電は健康や命に直結する」と一貫して主張し、衛生的に配慮のない製品には「使う価値がない」と厳しく意義を唱える。
目次

除湿機の除湿能力は非現実的な試験で算出。分かるのは効率性だけ!

湿度も温度も風量も24時間維持し続けた試験空間でテストしている

1)湿度を固定

通常、部屋で除湿機を使っていくと、徐々に相対湿度は下がっていきます。

もちろん、除湿機の運転を止めたり、あるいは、排水タンクが満タンになって自動停止したりすると、相対湿度が再び上昇に転じますが、また、稼働を再開したら相対湿度は下がっていきます。

こうして、室内の相対湿度は下がったり上がったりしますが、

“湿度が24時間変わらない”というのはありえません。

しかし、試験空間では湿度を24時間保ち続けています。

その方が、多くの除湿量が得られるからです。

2)温度を固定

一方、温度も24時間固定です。

後でグラフを用いて説明しますが、コンプレッサー式もデシカント式も室温が高い方が除湿能力が高いです。

除湿能力の試験では、それぞれの除湿方式にとって最適な温度を保っている
  • コンプレッサー式:27℃
  • デシカント式:20℃

3)風量を固定

最後に、風量(=パワー)も24時間強運転で固定です。

このように、除湿機の除湿能力を測る試験では、

  • 湿度→24時間固定
  • 温度→24時間固定
  • 風量→24時間固定

の3つを固定して実際しています。

その方が、製造側としては見栄えの良い数値が出せるからです。

除湿能力の試験は6畳相当の狭い空間で実施

また、『湿度・温度・風量』の3つを固定した24時間の除湿能力試験は、たった6畳相当の狭い空間で実施しています。

除湿機は、『吸い込んだ空気の水分量を本体内部で減らす』ため、室内の空気を吸い込むことができないと始まりません。

現実に即したリビング相当の広さで試験した数値であれば、除湿機のパワーとしてリアリティーがありますが、そんな部屋でテストしても貧弱な数値しか出ないので、製造側としてはできないのでしょう。

6畳相当の狭い部屋ならどんな小型の除湿機でも全ての空気が吸い込んでこられますし、24時間都合がいいように、湿度・温度・風量も固定してアシストしていますから、

そりゃあ、立派な数値が出ます(笑)

その数値は言わば“盛ったイカサマ”で現実に即していないし、消費者に対して不誠実です。

とは言え、

その24時間で除湿できた総量『日本電機工業会』は『定格除湿能力』と定めています。

こうして見ていくと、下記のようにカタログで『定格除湿能力18L/日』と書いてあっても、
(写真は、シャープ『CV-P180』)

「結構いい加減なんだな!」

というのが分かると思います。

その定格除湿能力を形式的に決められた数値で割ったのが『除湿可能面積』

では、除湿機選びで消費者が最も参考にしている『除湿可能面積』がどう算出されるのか?

この『定格除湿能力』の数値を使って導いてみます。

では、引き続きシャープ『CV-P180』を例に説明します。

この図で一番上に載っているのが『定格除湿能力』です。

(50Hz/60Hz)の意味は、この次の章で説明します。
(簡単に言うと、50Hz=東日本、60Hz=西日本です。)

すると、「定格除湿能力(50Hz/60Hz)→16/18ℓ/日』と載っているので、数値の大きい18ℓ(=西日本)で説明します。

ここで、形式的に決められた下記の数値が使われています。

例)あなたが、西日本に住んでおり、マンション(=コンクリート,軽量コンクリート)の場合

■18ℓ÷0.24ℓ÷1.65=45.45….

●18ℓ→この機種の定格除湿能力

●0.24ℓ→マンション(=コンクリート,軽量コンクリート)の場合、1日に1m²あたりに必要な除湿量(※表を参照)

1畳≒1.65m²のため、1.65で割って、畳数に変換

◎この算出された45.45….、つまり45畳が『除湿可能面積の目安』の60Hzに記載されている45畳のことです。

いかがですか。

結局、『除湿可能面積』とは、6畳相当の狭い部屋で24時間都合がいいように湿度・温度・風量も固定してアシストして算出した非現実的な数値をもとに、形式的に割り出しただけです。

こんなやり方のもとで出てきた45畳で『45畳まで対応』なんて思わされる消費者が可哀想です。

では、これを受け止めた上で、

本記事では、この数値をどう捉えればいいのか?の僕の考えを示しておきます。

『定格除湿能力』や『除湿可能面積』の捉え方
  • そもそも、除湿可能面積に根拠はない
    ■しかし、全ての除湿機が同じ試験をしているため、この数値が大きい機種の方が“除湿が効率的”だとは言える
    それしか分かりようがない。理由は試験条件がいい加減すぎるから
  • 『定格除湿能力』通りのリットル分が1日で除湿されるわけでもない
    6畳相当の狭い部屋で24時間湿度・温度・風量も固定した条件でテストした数字を載せているだけ
    ※根拠がないに等しい
    ∵排水タンクでの利用なら、タンクが満タンになると運転が停止してしまう
    →日中不在で排水できないと、高い定格除湿能力のモデルでも生かせない

 
では、次に説明を保留していた除湿能力の検討の際に欠かせない前提知識を説明します。

電気の周波数50Hz・60Hz

です。

コンセントから取る交流の電気には2つの周波数がある(※除湿能力を見る際は使用エリアに応じた数値を見る

日本でコンセントから取る『交流』の電気には、エリアに応じて『50Hz』と『60Hz』の2つの電気が混在しています。

しかし、異なる周波数の大規模商用系統が並存する国は、日本以外にはありません。

『教えて!かんでん』

新潟県の糸魚川と静岡県の富士川を結ぶ線を境にして、西側では「60Hz」の電気、東側は「50Hz」の電気を使います。

なお、『交流』の電気の大きさや向きは波のように規則正しく変わっており、『1秒間にくり返される波の数』「周波数」と言います。

『教えて!かんでん』

そして、

周波数を表す単位「Hz(ヘルツ)」と言います。

1秒間に繰り返す波の数が多いほど、パワーが上がります。

すなわち、除湿能力が高くなります。

そして、カタログでは

  • 50Hzと60Hzの数値が分けて書いてある
  • 『最大』の数値は60Hzの西日本用の数値を大きく書いてある
    東日本用の50Hzの数字は見劣りするので、注釈で小さく書いてある

となっていますので、気をつけてください。
 
では、なぜ、日本は2つの周波数が混在しているのでしょうか?

その歴史を少し解説します。

2つの周波数の混在の歴史は、明治時代にまで遡る

結論から言うと、

明治時代中頃に東京電灯(=東京電力の前身)がドイツから、大阪電灯がアメリカから発電機を購入したため

です。
 
1882年(明治15年)に、エジソンがニューヨーク・ウォール街で白熱灯用に直流電気供給事業を始めた翌年の1883年(明治16年)

日本では東京電灯会社(=東京電力の前身)が創立の許可を得ます。

東京電灯の開業日は1886年ですが、当時は、明治初期の文明開花の勢いに乗って近代化が盛んな時代です。

一方、東京電灯の開業を受けて、大阪でも1888年大阪電灯会社を設立。

当時、アメリカでは激しい直流交流戦争(「電気は直流にすべきか、交流にすべきか?」)が起こっていましたが、時を同じくして、日本でも電灯電力の供給は、“直流・交流のいずれがよいか?”で議論。

当初、『東京は直流、大阪は交流を支持』していました。

しかし、直流の電灯局の供給範囲は発電所の近傍に限られており、直流送電を行なっていた東京電燈は『電灯需要増加』に対応するため東京も送電範囲が広がる『交流』に切り替えることになり、

1895年(明治28年)には浅草火力発電所からの送電を開始。

しかし、そこで導入した発電機が、

『ドイツ・アルゲネ(=AEG)社製の50Hzの交流発電機』

でした。

なぜなら、この時すでに商都・大阪に先を越されていたからです。

この時期、東京電灯よりも一足早く、大阪電灯がアメリカのGE社と日本における交流発電機の総代理店契約(=独占販売契約)を結んでいました。

本来、東京電灯もアメリカ・GE社から60Hzの交流発電機の導入をする選択肢がありましたが、結局、東京電灯はそれを実現できず。

ちょうどその頃、『フランクフルト国際電気博覧会』で、ドイツAEG社は長距離三相交流発送電を実証していたため、

三相交流発電機の発注先に困っていた東京電灯は、仕方なくドイツ製を導入することに。

その後、神戸・京都・名古屋の電灯会社も、大阪同様、GE社製の60Hz発電機を採用。

それが、今日に至る『東日本50Hz、西日本60Hz』の歴史です。

たらればですが、もしこの時、東京は大阪電灯を通してGE社から三相交流発電機を導入できていれば、日本の周波数は60Hzに統一されていたでしょう。

では、これまでの流れを踏まえて、次はコンプレッサー式とデシカント式に分けて解説します。

コンプレッサー式の除湿能力とは?

まずは、コンプレッサー式の除湿能力のポイントを列挙します。

コンプレッサー式の除湿能力のポイント
  • 室温27℃,湿度60%,強運転,6畳相当における24時間の除湿量を掲載
  • 製品間の『最大除湿能力』の大小で分かるのは効率性だけ
    タンク排水で日中に排水できない基本モデルで十分
    連続排水をする→数値の大きいモデルを選ぶと1日の総除湿量が増える
  • コンプレッサー式は冬はパワーが低下するのでデシカント式の方がいい」と言われるが、人が居る部屋なら暖房を付けているので問題ない

では、1つずつ説明します。

コンプレッサー式のカタログ等では室温27℃,湿度60%,強運転,6畳相当における24時間の除湿量を掲載

室温27℃で固定

室温固定,湿度固定,強運転,6畳相当における24時間の除湿量の話は説明しましたが、なぜ『室温27℃,湿度60%』かというと、

下記のグラフの通り、その条件がコンプレッサー式では最も良い数値が出せるからです。

どこまでも、呆れるほどに製造側目線です。

本来、グラフのように室温が低下していくと1時間あたりの除湿量が減少していきます。

コンプレッサー式は、デシカント式に比べると室温によって除湿量の変化が大きい方式

です。

室温が下降していくにつれ、除湿量も減少していきます。

その場合、カタログ記載通りの最大除湿量は得られないということです。

湿度60%で固定

冒頭で説明したように、通常、部屋で除湿機を使っていくと徐々に相対湿度は下がっていきます。

すると、時間の経過と共に1時間あたりの除湿量は当然減少していきます。

しかし、それを考慮せずに24時間湿度を『60%』に維持し続け、24時間の除湿量が多く見えるようにしています。

強運転で固定(※コンプレッサー式を24時間『強』運転で使う人はいない

この試験の場合、

24時間『強』運転を維持し続けた時の除湿量

と言う点も見逃せません。

と言うのも、コンプレッサー式は振動音が大きく耳障りのため、強運転が支障なく使えるシチュエーションは限られます。

カタログ等では、強運転以外の弱運転でも消費電力や運転音(dB)の記載はありますが、『弱』運転での除湿能力の数値の記載はありません。

考えられるのは、

温度も湿度も維持し続けた部屋で、24時間『強』運転で稼働させ続けた際の除湿量を『“定格”除湿能力』と定義しているので、そもそも強運転以外のモードの除湿能力はテストしていない

と見るのが筋でしょう。

当然、強運転よりも弱運転の方がモーターのパワーが弱まる分、除湿能力は落ちると見なければいけません。

製品間の『1日の最大除湿能力』の大小で分かるのは効率性だけ

タンク排水で日中に排水できない人は、基本モデルで十分

通常、除湿機の排水は写真のように『タンク排水』する人がほとんどです。

この場合、タンクの満タンにより除湿機は運転停止します。

もちろん、誰かが家に1日中居て、タンクが満タンになる都度排水するような使用状況なら、『最大除湿能力』の大きいモデルを購入する意味はありますが、

そもそも一人暮らしで、日中仕事や学業で外出していれば排水はできません。

仮にそのような利用の場合、いくら『最大除湿能力』が大きいモデルを買っても、

タンクを満タンにするまでの除湿が早いか、それとも比較的時間がかかるか?

というだけ。

排水タンクの平均サイズは2.5ℓ前後。

特に、日中家を空ける会社員や学生の一人暮らしの場合、除湿能力は基本モデルで十分です。

連続排水をする人は、数値の大きいモデルを選ぶと1日の総除湿量が増える

三菱電機/除湿機HP

写真のように、浴室や流し台などに直接排水ができる環境で使うならば、止まらずに稼働させ続けることができるため、

『1日の最大除湿能力』がより高い連続排水対応型を購入するといいでしょう。

逆に言えば、現実的に『最大除湿能力』の数値が大きい方が意味を成すのはこのケースだけです。

“コンプレッサー式は冬は弱い”と言われるが、、、

冬でも、暖房環境下で使うならコンプレッサー式で問題ない

確かに、室温が低温になればなる程、コンプレッサー式の除湿量は低下します。

しかし、人が居る部屋だと暖房をつけているので室温が補えます。

下グラフを見てください。

仮に、室温が18℃くらいまで下がっても、そこまで除湿量は落ちていません。

ちなみに、更に下グラフが、同じく室温18℃の時のデシカント式の除湿量です。

“冬はデシカント式”と言われますが、暖房利用の環境下だとコンプレッサー式と大差はありません。

大抵、こういう謳い文句はデシカント式を売る側の商売文句です。

しかし、冬〜春先など、室温が概ね10℃を下回る場所なら後述するデシカント式が適

コンプレッサー式は、冷やされた『蒸発器』で湿気を含んだ空気に含まれる水分を凝縮し水滴にしていますが、

室温が低いと蒸発器の温度が氷点下になり凝縮した水分が『霜』となり、蒸発器に付着し除湿ができなくなります。

そのため、

コンプレッサー式の運転可能な室温の下限は7℃以上
※メーカー,モデルによる

となっています。

したがって、冬でも、暖房をつけるような人が居る部屋ではコンプレッサー式で問題ないですが、

人が居ない空き部屋や廊下など衣類乾燥(=部屋干し)をする

といった場合は暖房をつけないと思います。

すると、室温がグッと落ちるので、この場合はこれから説明するデシカント式をおすすめします。

デシカント式の除湿能力とは?

まずは、デシカント式の除湿能力のポイントを列挙します。

デシカント式の除湿能力のポイント
  • 室温20℃,湿度60%,強運転,6畳相当における24時間の除湿量を掲載
  • 製品間の『最大除湿能力』の大小で分かるのは効率性だけ
    デシカント式はタンク排水のみ
    →主目的は衣類乾燥(=部屋干し)のフォローのため、基本モデルで十分
  • 冬〜春先など室温が概ね10℃を下回る場所での部屋干しに有効
    →逆に、それ以外のシチュエーションではコンプレッサー式が相応しい

では、1つずつ説明します。

デシカント式のカタログ等では室温20℃,湿度60%,強運転,6畳相当における24時間の除湿量を掲載

室温20℃で固定

室温固定,湿度固定,強運転,6畳相当における24時間の除湿量の話は説明しましたが、なぜ『室温20℃,湿度60%』かというと、

下記のグラフの通り、その条件がデシカント式では最も良い数値が出せるからです。

デシカント式のグラフを見ると分かるように、室温が高くなっても除湿量がグッと上がるわけではないものの、逆に低温下での除湿量低下が緩やかです。

逆に、コンプレッサー式では室温が下がれば下がるほど除湿量が減少していきました。

そのため、コンプレッサー式との対比で、デシカント式の試験では20℃の室温設定を採用し、室温が低下してもパワーが落ちにくい“冬向け”の除湿機という立ち位置を明確にしています。

湿度60%で固定

冒頭で説明したように、通常、部屋で除湿機を使っていくと徐々に相対湿度は下がっていきます。

すると、時間の経過と共に1時間あたりの除湿量は当然減少していきます。

それに、

冬の室内は暖房を付けていますから、湿度が24時間60%維持されていることはありません。

しかし、それでは貧弱な数値しか載せられないので、現実を考慮せずに24時間湿度を『60%』に維持し続け、24時間の除湿量が多く見えるようにしています。

強運転で固定(※電気代のかかるデシカント式を24時間『強』運転で使う人はいない

この試験の場合、

24時間『強』運転を維持し続けた時の除湿量

と言う点も見逃せません。

と言うのも、デシカント式はコンプレッサー式よりも消費電力が大きいため、強運転で24時間稼働させる人はいません。

参考までに
  • デシカント式の強運転
    メーカー,モデルにもよりますが、300〜500Wほど消費します。
    (モデルによっては、最大700Wほど消費するものもある)

    仮に、最大が間の400Wだとしても1時間あたり10円です。
    10円×24時間=240円24時間稼働における1日あたり
    それが30日だと7,200円
  • コンプレッサー式の強運転
    コンプレッサー式の強運転はメーカー,モデルにもよりますが200W弱〜
  • 仮に200W違うと、1時間あたり5円の差が出ます。

デシカント式は長時間の室内除湿ではなく、ササッと必要な時だけ使う衣類乾燥向き

今の計算を見ても、デシカント式を長時間つけ続けるのは財布に優しくありません。

デシカント式の方が消費電量が高いのは、除湿する工程で“ヒーター熱”を利用するためです。

したがって、

冬〜梅雨時など、衣類乾燥(=部屋干し)で乾きづらい時のフォロー

として、デシカント式を使うのがおすすめです。

製品間の『1日の最大除湿能力』の大小で分かるのは効率性だけ(→デシカント式の主目的は衣類乾燥(=部屋干し)のフォローのため、基本モデルで十分

先ほど少し触れましたが、デシカント式はヒーター熱を使うため、本体が長時間熱に晒されてしまわないよう、ホースによる連続排水は対応していません

そのため、

デシカント式では全てタンク排水です。

この場合、タンクの満タンにより除湿機は運転停止します。

コンプレッサー式の時に説明しましたが、

もちろん、誰かが家に1日中居て、タンクが満タンになる都度排水するような使用状況なら、『最大除湿能力』の大きいモデルを購入する意味はありますが、

そもそも一人暮らしで、日中仕事や学業で外出していれば排水はできません。

仮にそのような利用の場合、いくら『最大除湿能力』が大きいモデルを買っても、

タンクを満タンにするまでの除湿が早いか、それとも遅いか?

というだけ。

デシカント式の排水タンクは2ℓ〜2.5ℓ程の機種が多いです。

デシカント式の場合、主目的は衣類乾燥(=部屋干し)のフォローであり、排熱はヒーター熱ですから、

1度タンクが満タンになるまで稼働させるだけでも、洗濯物は大概は乾いています。

それでデシカント式の役割としては十分です。

デシカント式は、冬〜春先など室温が概ね10℃を下回る場所での衣類乾燥(=部屋干し)に有効

コンプレッサー式のところで説明しましたが、

コンプレッサー式の運転可能な室温の下限は7℃以上
※メーカー,モデルによる

となっています。

つまり、室温が概ね10℃を下回るような空間では、コンプレッサー式では内部で『霜』が発生する条件に近づくため、

人が居ない空き部屋や廊下など衣類乾燥(=部屋干し)をする

といったような低温下で使う場合はデシカント式が有効です。

逆に、そうした低温下以外ではコンプレッサー式が相応しい

先ほど、

人が居ない空き部屋や廊下など衣類乾燥(=部屋干し)をする

と説明しましたが、

デシカント式は、このように非常にニッチな目的に限って有効です。

逆に、それ以外の環境下で使う場合はコンプレッサー式が望ましいです。

デシカント式を検討しているならば、よく利用シーンを考えてみてください。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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