ダイソン空気清浄機のフィルター掃除は不要?|【結論】やってはいけない理由

付属品・交換パーツ
<strong>ダイソン空気清浄機のフィルターはどうしたらいいのか分からず困っている利用者</strong>
ダイソン空気清浄機のフィルターはどうしたらいいのか分からず困っている利用者

「ダイソン空気清浄機のフィルターって掃除した方がいいの?」

「掃除機でホコリを吸えば長持ちするのかな?」

「水洗いできるタイプなの?」

「何もしないって本当に大丈夫?」

ワタル
ワタル

現場でも「フィルターって掃除できますか?」とよく聞かれます。

ですが、ダイソン空気清浄機のフィルターは“掃除する設計”ではありません。

むしろ、触らない方がいい構造です。

その理由を順番に説明します。

【当記事を読むメリット】

ダイソン空気清浄機フィルターの掃除が不要な理由を、構造から理解できる
やらなくていいメンテナンスに時間を使わずに済む
フィルター性能を落とさず、本来の空気清浄効果を維持できる
「触らない方がいい」という正しい判断ができるようになる

ダイソン空気清浄機のフィルター掃除【結論】やってはいけない|∵デメリットしかない

alt="ダイソン空気清浄機フィルターの掃除の是非をメリット・デメリットでイメージさせた写真"

ダイソン空気清浄機のフィルター掃除で話題に上がるのは、フィルターの中でも、

『集じんフィルター』

の事を指します。

ダイソンの場合、

「グラスHEPAフィルター」「静電HEPA」(※呼称は機種による)と呼ばれている、いわゆる、ほこりや花粉等を捕集する外側のフィルターです。

この掃除方法に関してよく検索されているし、店頭でも非常によく聞かれます。

「水洗いしていいんですか?」
「掃除機で掃除するんですか?」

ダイソン空気清浄機のフィルター掃除方法を質問する人は、ほとんど、このどちらか、あるいは、その両方を知りたがっています。

しかし、当記事のタイトルにもある通り、

結論としては、

ダイソン空気清浄機のフィルター掃除はやってはいけません

というよりも、

そもそも、メーカーを問わず、

本来空気清浄機の『集じんフィルター』を掃除してはいけません!

これも先に結論から言うと、

集じんフィルターを掃除するデメリットは、

集じんフィルターを掃除するデメリット

  • フィルター性能がことごとく落ちるため
  • かえって部屋を汚してしまうため
    (※排気性能が高いダイソン掃除機や一部の掃除機以外を用いる場合)

の2点です。

では、順番に説明します。

理由1)フィルター性能が落ちるため|∵型が崩れボロボロになる

まず、集じんフィルターは繊維でできているため、絶対に水洗いしてはいけない

alt="空気清浄機の集じんフィルターは水洗いするとどんどん性能が低下する事をイメージさせた写真"

水を吸った繊維は、膨張し、型が崩れ、フィルターとして使い物にならなくなります!

更に言えば、

集じんフィルターは非常に高密度で密閉性が高いため、どうしても水分が残りがちです。

すると、カビが増殖し悪臭の原因となり、集じんフィルター自体から臭いを発してしまう恐れがあります。

まだまだ、“水洗いすると清潔”という思い込みがある人が多いですが、絶対に、水で洗うという考えはやめてください!

そもそも、フィルター表面を手で触る事もNG

集じんフィルターは、

『精密機器』に分類される非常に繊細なもの

です。

集じんフィルターは非常にもろく、通常使用でも風圧で破損しますが、

表面を手で触れるだけでも破損、あるいは型が崩れます!

フィルター表面を手で触ってはいけません。

したがって、集じんフィルターに掃除機をかけるのはもっとNG

この直前で表面を手で触れるだけでも破損、あるいは型が崩れると言いましたが、

掃除機の風圧とブラシの摩擦力は手で触る比ではありません!

細い針程度の穴が集じんフィルターの表面に開いただけで、その穴から大量の微粒子が漏れ出します。

しかし、

日本メーカーは、カタログ等や取扱説明書などで集じんフィルターの掃除機がけを記述しています。

alt="とあるメーカーの空気清浄機取扱説明書の集じんフィルターの掃除箇所の抜粋写真"
とあるメーカーの空気清浄機取扱説明書の抜粋

日本人なら、1度くらいは、

日本メーカーの空気清浄機を使った経験がある、あるいは、掃除方法を聞いたことがあるなどが背景として、

「ダイソンの空気清浄機のフィルターも、掃除機をかけてほこりを取るんじゃないんですか?」

と言いますが、

これは、日本メーカーが日本の消費者を洗脳させるためのセールストークです。

【参考】日本メーカーは“集じんフィルター10年交換不要”と大ウソをついているため、ウソをウソで塗り固めるために掃除をさせている

日本メーカーは、何十年も日本人を相手に商売をしているので、日本人の特性を熟知しています。

フィルターに関して言うと、日本人にはこういう特性があります。

  • 「コスト,お金をかけたくない」
  • 「掃除するのは面倒だけど、それでも毎年買い替えなきゃいけないよりはマシ」

という感じです。

本当は、日本メーカーもバカじゃないので、集じんフィルターを掃除すると、

  • フィルター性能が落ちる
  • 掃除をせずに交換するのがベスト

だと分かっていますが、

<strong>都合の良い事ばかりいって本当の事を言わない販売員</strong>
都合の良い事ばかりいって本当の事を言わない販売員

「フィルター10年持ちますよ。1ヶ月に1回くらい掃除機をかけてください。毎年交換しなきゃいけないダイソンに比べてコストがかかりませんよ!」

と偽って、日本の消費者の素人感覚に寄り添う形で、空気清浄機本体が売れやすいようにしています。

しかし、「10年持ちます,10年交換不要」に加えて、掃除も不要なんてしてしまうと、

後々、集じんフィルターがほこりまみれになってウソがバレてしまう

ので、定期的に掃除をさせて、見た目には目詰まりが起こっていないように仕向けています

したがって、

こういう宣伝文句のメーカーの空気清浄機を使った経験がある、あるいは、掃除方法を聞いたことがあるなどが背景としてあると、

集じんフィルターは掃除するもの

と思い込まされていますが、それは、空気清浄機に関して健全な営みをしているメーカーのやり方ではありません。

詳しくは、下記の記事が参考になります。

理由2)かえって部屋を汚してしまうため|∵掃除機の排気口を通して、部屋に汚染物質を撒き戻してしまう

alt="掃除機の排気口からは目に見えない微細な汚染物質を巻き散らかしているさまをスモーク写真で見立てた写真"

空気清浄機の排気もそうですが、

掃除機の排気も目に見えないので、ほとんどの人は問題意識すら持ちません

しかし、ダイソンやごく一部の排気性能が高い掃除機以外をお持ちなら、本体がスキマだらけで密閉性がないため、

  • 掃除機の排気口や本体の隙間から、吸引した細かな微粒子を漏らしてしまう
  • フィルター式サイクロン掃除機は当然、“紙パック式だから排気がきれい” とイメージ先行している紙パック式掃除機ですらも、微粒子をたくさん漏らしてしまう

のが実態です。

要するに、

空気清浄機の集じんフィルターに付着したほこりを掃除機で吸い取って、ダストカップや紙パックに取り集めているつもりが、実はその多くを部屋に再拡散している
      
微細な粒子ほど漏れ出しやすい

という現実です。

これでは、何をやっているのか分かりません。

百歩譲って、コードレス掃除機で言えば、ダイソンクリーナーで集じんフィルターを掃除するなら、部屋に撒き散らかす事こそありませんが、

それでも、集じんフィルターを傷つけ、型を崩さフィルター性能を下げてしまう根本問題が残る

ため、やはり、集じんフィルターの掃除はすべきではりません。

【補足】近年のダイソンの掃除機

alt="コードレスのダイソン掃除機のHEPAフィルターは0.1ミクロンの微粒子まで捉える写真"

ダイソンの掃除機は、製品全体で0.1ミクロン(=1mmの10,000分の1)の微粒子を99.9%捕えて、本体全体で密閉

してしまいます。

0.1ミクロンと言うと、ウイルスレベル

ウイルスレベルでもその密閉性のため、それよりも粒子径が大きいハウスダストであれば、

“床に落ちたハウスダストを吸った以上、1つたりとも外部に漏らさない”

つまり、掃除機をかければかける程、室内の空気すら汚さず、着実に部屋がきれいになっていくのがダイソン掃除機です。

当記事は、ダイソン掃除機の魅力をお伝えするブログではありませんが、僕が、ダイソン掃除機の価値を1つ挙げるとすれば

この

『圧倒的な密閉性』

です。

何かしらのアレルギーを持っている日本人はおよそ10人中何人くらい?

上記、AIの回答からも分かるように、現代人は何かしらのアレルギーを持っている人が相当で、

また、

✔花粉症が日本人の約4割(2019年時点で42.5%)を占め、最多のアレルギー疾患

✔他のアレルギー(アレルギー性鼻炎、ぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)を含めると、2人に1人という高い割合 

とあります。

ワタルブログの別記事で「日本の空気清浄機は粉じんを漏らしまくっている」と警鐘を鳴らしていますが、

それは、ダイソンやごく一部の排気性能が高い掃除機以外のほとんどの掃除機にも、そのままスライドして言える事です。

そのため、

掃除機をかける時のスタイルは、昔から“窓を開けて”掃除し、赤ちゃんがそばにいる時にかけるなんてもっての外だったでしょう。

それは言い換えれば、

  • ほこりを巻き上げる
  • 排気が汚い

ということを暗示していますが、

  • ダイソン掃除機は、ハウスダストを漏らさないため、空間に二次的にほこりを巻き散らかさない
  • 排気はダイソン空気清浄機を通した空気と同質のため、空気清浄機を稼働させているのと同じ

したがって、ダイソンの掃除機をかける場合、

窓を開けなくてもいいし、それこそ、そばで赤ちゃんが居ても安心して掃除機がけが可能

です。

このように、吸引力ばかりがやたらクローズアップされるダイソン掃除機ですが、今後は、この圧倒的な密閉性にも注目してみてください。

近年のダイソン掃除機の詳細はこちら

そもそも、ダイソン空気清浄機フィルターは、全く掃除せずとも室内には漏れない

alt="日頃のお手入れが不要なダイソン空気清浄機を使って安心して生活しているイメージ写真"

【ダイソン空気清浄機フィルターが掃除不要の理由】

  • ウイルスと同サイズのPM0.1レベルまでも99.95%密閉除去
    「Dyson HushJet shizuka (SP01)」は、PM0.3レベルの微細な粒子を99.97%捕集するHEPAフィルターを採用
  • ウイルスレベルよりも粒子径が大きい『ハウスダスト』は“全て”密閉除去
  • フィルターの欧州規格及び自社規格という厳しい基準を踏まえているため、吸い込んだ微粒子がフィルター外に漏れない
  • つまり、全て、フィルター内部に密閉して閉じ込め漏れないから掃除不要
  • フィルター表面積も十分あるため、交換推奨サインが出てくるまでは風量も維持

上記の理由から、ダイソン空気清浄機フィルターの掃除は『一切不要』です。

写真にあるように、

alt="自室で使用しているダイソン空気清浄機のフィルターを用いて解説している写真"
フィルター1つ1つにゴムパッキンが装備されている

ダイソン空気清浄機の質の高さ,掃除不要を実現させている要因の1つが、

『ゴムパッキン』
(※一部、製品の構造上、フィルター側にゴムパッキンがなく、本体側にある製品もある)

です。

これがあるおかげで、フィルターと本体の間の密閉性が保たれ、吸い込んだ汚染物質がフィルター外に漏れないため、

alt="自室で使用しているダイソン空気清浄機を用いて解説している写真"
自宅で愛用中のTP07SB

このように、本体内部が一切汚れないわけです。

よって、交換推奨サインが出るまで何もしない|フィルターカバーを開ける必要すらない

【ダイソン空気清浄機の掃除】

ダイソン空気清浄機の掃除=フィルター交換

のため、交換推奨サインが出てくるまでは、全く何もする必要がありません!

めちゃくちゃ楽ですよね!

しかし、

「でも、交換推奨サインっていつどこに出てくるんだろう?私でも、分かるのかな?」

という悩みや不安が新たに出てくると思うので、それに関しては、別記事で詳説しています。

【参考記事】ダイソン空気清浄機フィルターの交換時期とサインとは?

【まとめ】ダイソン空気清浄機を使うと無意味なフィルター掃除から解放|その分、意義ある時間を過ごせる

alt="日頃の手入れが不要なダイソン空気清浄機を使用しているため安心して家族の時間が持てているイメージ写真"

【結論】ダイソン空気清浄機フィルターの掃除

交換推奨サインが出てくるまでは、全く何もする必要がない

【ダイソン空気清浄機フィルターが掃除不要の理由】

  • ウイルスと同サイズのPM0.1レベルまでも99.95%密閉除去
    「Dyson HushJet shizuka (SP01)」は、PM0.3レベルの微細な粒子を99.97%捕集するHEPAフィルターを採用
  • ウイルスレベルよりも粒子径が大きい『ハウスダスト』は“全て”密閉除去
  • フィルターの欧州規格及び自社規格という厳しい基準を踏まえているため、吸い込んだ微粒子がフィルター外に漏れない
  • つまり、全て、フィルター内部に密閉して閉じ込め漏れないから掃除不要
  • フィルター表面積も十分あるため、交換推奨サインが出てくるまでは風量も維持

フィルターは “掃除して延命するもの”ではありません。

空気を守るために、静かに働き、役目を終えたら交換する。

それが、ダイソンの設計思想

なお、交換時期や型番確認については、下記の「フィルターMAP」から確認できます。

関連記事

P.S.「フィルターだけでなく、本体側の掃除についても気になる方は、こちらも参考にしてください」

まとめ記事