
「オゾンって除菌や脱臭に使われるけど、人体への影響は大丈夫なの?」
「プラズマクラスターやストリーマ、ナノイーとの違いは?」
「子どもやペットがいる環境でも安心して使えるの?」
こういった疑問に答えます。
【当記事を読むメリット】
⸻
結論として、
オゾン(イオン機能)に頼った空気清浄は、おすすめできません!
では、
本当に空気をきれいにしたい場合、どの空気清浄機を選べばいいのか?
👉重要なのは、“余計なものを放出しない設計かどうか” です。
(これが最も重要です)
(イオンやオゾンなどを出さない設計)
👉オゾンは除菌・脱臭に使われる一方で、人体にも影響を与える可能性がある成分です。その空間に居続ける以上、人にとって完全に無関係とは言えません。
👉間違った選び方をすると、逆に空気環境を悪化させる可能性もあります。
については、こちらで解説しています👇
👉“選び方で失敗したくない方は、購入前に必ず一度チェックしておいてください”
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下記のイオン機能はそれぞれ仕組みが異なりますが、いずれもオゾンとの関係があります。
それぞれの違いも含めて知りたい方はこちら👇
👉 ナノイー
👉 ストリーマ
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オゾンは危険?|使用時に知っておきたいポイント

結論から言うと、オゾンは使い方次第でメリットにもリスクにもなります。
ただし、オゾンのリスクすら知らずに、オゾンが生成・発生する製品を使うのはリスクが生じる可能性があります。
なぜなら、
オゾンは、人体にとって、“明確に『有害』な気体
だからです。
吸い続ければ、健康リスクが現実的に発生する物質です。
例えば、空気清浄機を検討しているあなたの頭の中を言葉にすると、
目的:「自分や家族の健康を考えている,きれいな空気の部屋で過ごしたい」
↓
手段:「空気清浄機を買おう!」
と考えていませんか?
ほぼ、合っていますよね?
にも関わらず、もし、あなたに事前に、

“オゾンは人体にとって明確に有害な気体だ!”という知識があったら、
そんなものを発生させる空気清浄機を積極的に好んで買いますか、使いますか?
普通は、選ばないですよね?
しかし、
選ばないためには、事前に、“オゾンの何がいけないのか?” の知識が必要
です。
そして、
どんな製品がオゾンを発生させるのか? を見抜けないといけません!
もちろん、当記事ではそのための知識をしっかり解説します。
さて、オゾンのデメリットは後程解説します。
その前に、イオンの立ち位置をはっきりさせておきます。
実は、
人工的にマイナスイオンを生成させる時
→必ず、気体のオゾンが発生
するという事です。
製品名に『オゾン』と直接書いてあると、1度でも事前に『オゾンの危険性』を認識していたならば、誰も買わない訳ですが、
多くのメーカーは、オゾンについては積極的には触れていません。
その代表格が、
です。
実は、良さそうに聞こえる『イオン』も生成段階で必ずオゾンを発生させている

「イオンは体に良さそう♪」
と思い込んでいる人がまだまだたくさんいますし、逆に、イオンが発生しない空気清浄機をおすすめすると、

「でも、これってイオン出ないんでしょ?」
と、まるで “イオンが出ないことが悪い、あるいは、製品として劣る” とさえ思っている人も少なくありません。
正しく知らないと、意図せずリスクを取ってしまう構造なんです。
これを機に、しっかり本当の知識を身につけましょう。
【補足】勘違いしない事!!
つまり、
『イオン生成機能』がついた空気清浄機やイオン発生機能などからは、構造上、必ずオゾンが発生
する訳です。
イオンを生成する過程で、人体に有害な気体の『オゾン』が発生するため、
「体(≒健康)に良い」どころか、
人や使用状況によっては、かえって、健康を害してしまうリスクを孕んでいます。
健康や健やかな生活のために、良かれと思って、こうしたオゾンやイオンが出る製品を使ってはシャレになりません!
なお、有名メーカーで言うと、
シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機は、『イオン生成機能』を持った空気清浄機です。
つまり、シャープ,ダイキン,パナソニックの空気清浄機(加湿器,除湿機を含む)は、必ずオゾンが発生します。
実は、
『プラズマクラスター,ストリーマ,ナノイー』という名称は、真実を覆い隠す “化けの皮” にすぎません!
発生させるイオンに名前をつけて、あたかも、オゾンとは別個で独自のものであるかのように装っていますが、
単に、
『プラズマクラスター,ストリーマ,ナノイー』は、それぞれ、オゾンの実態を隠すために独自の名前をつけて言い換えただけ!
では、次に、各社のイオンの生成方法と、なぜ、オゾンが発生するのか?を見ていきます。
イオンとオゾンが生成される仕組み
コロナ放電とは?
空気を原料として針形状のような尖った電極に高電圧をかけると、先端には強い電界が生じます。
この電界によって生じる放電をコロナ放電と呼んでおり、空気中の分子がイオン化されます。
つまり、
イオンを効率的に発生させる方法の1つが『コロナ放電』
です。

なお、コロナ放電の名前の由来は、その放電発光が皆既日食時に観測される太陽の周囲の光の『コロナ』によく似ている事から、
ギリシャ語で王冠を意味する「corona(コロナ)」
と名付けられています。
コロナ放電は、具体的にはこうです。
下の図のように、
針(=needle)と平板(=plane)を電極(=electrode)とし、針電極にマイナス電位の高電圧(=high voltage)を与え、針先でコロナ放電を生じさせると…
大気中の酸素分子(=O₂)が分離して、マイナスイオンが発生します。
『コロナ放電による負イオンとオゾンの生成と応用』
⸻
このように、コロナ放電はイオンを簡単に発生できます。
しかし、
それと同時に発生するのが、今回問題視している『オゾン(=O₃)』です。
つまり、イオンを発生させる構造そのものが、オゾンも同時に生み出す仕組みになっています。
そのため、「イオンだけを出す」という事は、原理的に不可能です。
以下順番に見ていく大手3社のイオンも、全てこの『コロナ放電』に基づいています。
1)プラズマクラスター(シャープ)の発生方法とは?
シャープ/HP
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写真のように、プラス放電を行う電極とマイナス放電を行う電極が1セットになっています。
右側のマイナス放電を行う現象は、上述の『コロナ放電』と全く同じです。
一方、左のプラス放電の現象も、電位がプラスなのかマイナスなのかが違うだけで構造は同じですが、
原料が空気(≒酸素分子)ではなく、空気中の水分子です。
イオンの詳細はさておき、結局、
電極に高電圧をかけた『高圧放電』をしている以上『オゾン』が発生している
という事です。
なお、このコロナ放電の事を、
【コロナ放電に対する各社の呼び方】
と呼んで、いかにもユニークなように見えますが、全てベースは『コロナ放電』です。
なお、プラズマクラスター発生の詳細から知りたい時は、下記で詳説しています。
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2)ストリーマ(ダイキン)の発生方法とは?
ダイキン/公式サイト
前述のシャープが『針形状』の放電だったのに対して、
『多岐に分かれた細い線状』の放電が平板電極に向かうものを『ストリーマコロナ』(あるいは、ダイキンの場合「ストリーマ放電」)と言うだけ。
結局、先述のプラズマクラスター同様、
電極に高電圧をかけた『高圧放電』をしている以上『オゾン』が発生している
という事です。
なお、ストリーマの詳細から知りたい時は、下記で詳説しています。
⸻
3)ナノイー(パナソニック)の発生方法とは?
パナソニックグループ/プレスリリース
パナソニックも、シャープやダイキン同様、『コロナ放電』を採用しています。
ただ、パナソニックが他の2社と違い、少し特徴的なのは、
電極の『ペルチェ素子』が冷却されている
という点。
これにより、電極の先端に結露が起き、水滴が溜まります。
この水滴に高圧放電をかける事で、ナノイーを生成します。
しかし、結局、これまでの2社同様、
電極に高電圧をかけた『高圧放電』をしている以上『オゾン』が発生している
という事です。
なお、パナソニックは、近年、どんどんナノイーの生成量を高めてきています。
CNETJapanニュース
しかし、ベースは依然として、冒頭から説明している『コロナ放電』です。
まとめると、
【コロナ放電】
⸻
要するに、
【3社とも共通して言える事】
という事です。
なお、ナノイーの詳細から知りたい時は、下記で詳説しています。
⸻
『オゾンが発生する』という文言の各社のカタログ等への記載状況

『オゾンが発生する』という文言の各社のカタログ等への記載状況は、下記の通りです。
1)シャープの場合

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2)ダイキンの場合

⸻
3)パナソニックの場合

⸻
これが真実です。
消費者が、まず読まないであろう所にこっそりと書いてある
ダイキンとシャープは、カタログの裏表紙に書いてあります。
しかし、パナソニックの場合は、カタログではなく取扱説明書の後半に記載されています。
そのため、購入前に気づきにくい構造になっている点には注意が必要です。
『取扱説明書』の最後の方にある「もっと知りたいとき」という所に記載。
つまり、購入後まで知り得ない状況にあります。
3社とも「自社製品がオゾンを発生させている」事は、この通り、“隠している”と言われても仕方がない記述しかしていない
↓
ましてや、店員も、オゾンの危険性には全く触れていない!
⸻
まぁ、もっとも、
“空気をきれいにするはずの空気清浄機が、実は、人体に明確に有害なオゾンを暴露している”
なんて、
是が非でも明るみに出てほしくないからでしょう。
我々にできる事は、正しい知識を身につけて、そうした空気清浄機を極力避ける事です。
使うなら、自分の判断で使えるようになりましょう。
⸻
オゾンは有害|特に、締め切った室内で『気体のオゾン』を暴露させ続けると、知らず知らずのうちに健康を蝕んでしまう

一言で言うと、オゾンは人体に有害です。
高い除菌・消臭能力を持っているものの、実は、一定濃度以上では、人体に影響を及ぼす物質でもあります。
自然界ではオゾンの酸化力はフッ素に次いで強く、塩素,次亜塩素酸などよりも強い酸化力を持っています。
言うなれば、
と言えます。
ただし、オゾンは使い方を間違えなければ非常に有用|自然界,工業・商業利用としては多岐に渡る
【オゾンが活躍している分野は幅広い】
⸻
このように、
オゾン層がなければ、我々生物はこの地球上で生きる事ができないし、今では当たり前に使っているパソコンやスマホも使う事もできません。
また、気軽に買えて便利な『カット野菜』も、オゾンがあるからこそ、カルキ臭い野菜を食べずに済みます。
なお、オゾンは、反応後は酸素に戻ります。
そのため、塩素系の薬剤などと違い『残留毒性』がないので、カット野菜も安心して食べられる訳です。
しかし、
家庭のような締め切った狭い部屋で、“気体のオゾン” を発生させ続ける使い方は全くよろしくない!
↓
単純に、人体に有害
だからです。
では、なぜ、家庭のような締め切った狭い部屋でオゾンを発生させ続けると人体に有害なのか?
それは、まず、オゾンが『気体』であるからです。
無色の気体だから、目には全く見えず防ぎようがありません。
そして、何よりも気体だから『体積』が圧倒的に多くなってしまいます。
オゾンを含んだ空気を吸引する事により、鼻腔,喉,気管,肺などへオゾンが接触し、その表面が酸化される
↓
臭気,刺激,咳,頭痛,眠気,胸部圧迫感などの症状が現れる
↓
オゾンが空気と共に鼻から体内に取り込まれると、鼻から気管を経て肺に至るまでの相対湿度が100%に近い結果…
↓
通過するオゾンに曝される全ての粘膜が酸化
↓
また、オゾンを含んだ空気が目に触れる恐れと、目の刺激,視力低下をも招く恐れ
つまり、“空気をきれいにするはずの機械”が、呼吸と同時に体の内側を傷つけている可能性があります。
下記の資料は、厚生労働省が消毒剤の『空間噴霧』について注意を促す見解文章です。
厚生労働省/『5.(補論)空間噴霧について』
⸻
厚生労働省の見解の要旨
【厚生労働省の歯切れの悪いメッセージ】
⸻
どうですか?
消毒剤の空間噴霧は、厚生労働省ですら推奨していません。
もっとも、これは、次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム水溶液に対する文書ですが、
それでも、
『眼や皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれ』というリスクは、オゾンも同様
ですし、
そもそも、先も触れたように、
次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム水溶液の空間噴霧などと同様のリスク構造を持っており、使用環境によっては同等、またはそれ以上の影響が懸念されます。
そして、次の表が、その『人体等』に及ぼすオゾンの影響です。
エコデザイン株式会社
⸻
上記の表で、
上から二段目にあるオゾン濃度0.1ppmまでを『労働衛生的許容濃度』
と言います。
それよりも濃度が低い、つまり、“それ以下なら許容する”というガイドラインです。
しかし、この『労働衛生的許容濃度』というのが実に厄介です。
『労働衛生的許容濃度』のワナ

⸻
これは、人体がオゾンを吸引し続けるにおいて許容する基準濃度です。
『作業環境基準』という名の下、【日本産業衛生学会】が定めています。
これによると、
となっています。
しかし、ここでもう一度、よく読んでください
など、
一般家庭で使う空気清浄機の安全性を保つはずのガイドラインなのに、何やら “場違いな” 言葉が付いています。
『作業環境基準』の中身
まとめると…
⸻
そもそも、

広大な面積がある工場で働く工場労働者が労働災害を起こさないための上限値を、
工場に比べて非常に狭く天井高も低く、換気もままならず締め切った『一般家庭』で使う空気清浄機の上限値に、そのままコピペして据える事自体、
適用条件を考えると、そのまま一般家庭に当てはめるのは適切とは言えません。
です。
つまり、“安全基準があるから安心” ではなく、“どの前提で作られた基準か” を理解しないと意味がありません。
日本の空気清浄機におけるオゾン排出量のガイドライン
先程の表の右側に『室内環境基準』があります。
日本空気清浄協会が定めていますが、
発生するオゾンの室内許容濃度は、排出量の上限に(説明済の)0.1ppmをそのまま引用
しています。
繰り返しますが、
工場労働者の身を労働災害から守るための上限値を、家庭用の空気清浄機の上限に据えている事が、適用の前提を考えると、違和感のある設計と言える!
そして、日本の空気清浄機の場合、加えて
平均0.05ppmにするガイドライン
があります。
しかし、あくまでも“平均” であり、もちろん罰則もありません!
この『日本空気清浄協会』のガイドラインからは、最高0.1ppmの根拠は明らかにされていませんが、
数字の同一上、明らかに『労働衛生的許容濃度』を基に策定されていると考えるべきでしょう。
しかし、このガイドラインには、重大な欠陥があります。
『排出量』を抑制するガイドラインしかない
| 工場労働者と一般消費者/オゾン曝露のリスク | ||
| 工場労働者 | 一般消費者 | |
| 噴霧濃度 | 0.1ppm | 平均0.05ppm (最大0.1ppmまで許容) |
| 噴霧時間 | 40時間 (8時間×週5日) | 168時間 (24時間×週7日) |
| 噴霧場所の特徴 | 広い工場 | 狭く、換気が不十分な部屋 |
⸻
たとえ、きちんと、噴霧濃度が平均値の0.05ppm、つまり、工場労働者の半分であったとしても…
一般消費者が、家庭で24時間噴霧し続ければ単純計算ですが、単純計算では、工場労働者よりもオゾンにさらされるリスク
があります。
また、繰り返しますが、
『平均0.05ppm』はガイドラインなので法的拘束力はありません!
つまり、消費者が、オゾンが排出される空気清浄機を自宅で使用する『時間の制限』を示したものでもなければ、
実際に消費者が『吸い込む量の制限』も、ガイドラインでは全く示されていません。
そして、いくら、
「平均濃度が工場の半分」だとしても…
↓
稼働時間が長くなれば、気体のオゾンだし、ましてや狭い部屋
↓
※それだけ、室内のオゾン体積はどんどん増えていく
(※実際は平均の0.05ppmではなく上限の最大0.1ppmまで可能)
⸻
また、日本アレルギー学会制作の『喘息予防・管理ガイドライン』によると、
「慢性的な気道の炎症が基本病態である」
日本アレルギー学会制作|『喘息予防・管理ガイドライン』
⸻
要するに、こうしたオゾンを吸引すると直に気道を炎症させてしまう恐れが非常に高くなります。
よく考えてみてください
工場労働者が労働災害を起こさないための上限値を、そのまま一般家庭向けの空気清浄機の上限値にして、
そこまでならOKだよ、としている時点で、
広大な工場で働いている工場労働者よりも、狭く締め切った一般家庭の消費者の方が、容易に、かつ、大量にオゾンを吸い込むリスクがあります。
また、オゾンが発生する空気清浄機を出しているメーカーは、カタログ等で以下のように言い訳をしています👇
【オゾンを発生させるメーカーの言い訳】
「微量のオゾンが発生しますが、森林などの自然界に存在するのと同程度の量で、健康に支障はありません」
もっともらしく書いていますが、
この「微量」って、工場労働者が労働災害を起こさない限度内での濃度のオゾンの事!
しかも、今回の話は、気体のオゾンだから体積がものすごくあるのも厄介で、質量が問題なのではありません。
実は、ここにこそ、オゾンが排出される空気清浄機を使用するリスクが隠れています。
⸻
デメリットの本質は “気体の” オゾン|空気清浄機である以上、締め切った部屋でつけっぱなしで使う人が多い

先程、オゾンを吸い込むリスク計算で、
一般家庭における空気清浄機の消費者の利用時間を『1日24時間・週168時間』で計算しました。
便宜上の意味合いもありますが、
それ以上に実態に即した時間数だと考えています。
これは、何も『1日24時間・週168時間』自宅に入り浸りという意味ではなく、
自宅に居ようが居まいが、つまり、仕事に行っていようが、買い物に出かけていようが、
“空気清浄機はつけっぱなし” という消費者が少なくありません。
ましてや、
【こうした状況下だと空気清浄機をつけっぱなしで使う!】
特に、こうした状況の方だと、
窓を開けずに、24時間空気清浄機を稼働させている事の方が多いでしょう。
すると当然ですが、どんどんオゾンが蓄積していきます。
つまり、“安全とされている数値” であっても、使い方次第では前提が崩れる可能性があります。
締め切った状態で使うと、オゾンのリスクを高めてしまう
特に、冷房や暖房を使う夏・冬は、室内の温度・湿度を保つために、自ずと窓や扉を閉めます。
また、たとえ春や秋でも、花粉,排気ガス,騒音,防犯が気になる状況だと、相変わらず窓を開けづらいので、なかなか換気ができません。
すると、低濃度とはいえ、室内にオゾンがどんどん蓄積されやすい状況になります。
急毒性がある濃度ではありませんが、『慢性毒』という形で少しずつ体が蝕まれていく
↓
常時、オゾンに晒されていると、やがて、体に備わっている『新陳代謝』が追いつかなくなる
↓
やがて、体の不調として現れる可能性があります
⸻
日本アレルギー学会制作の『喘息予防・管理ガイドライン』でも、
「慢性的な気道の炎症が基本病態である」
日本アレルギー学会制作|『喘息予防・管理ガイドライン』
というように、
“慢性的な”炎症が問題だとしていましたよね!
臭いが消えた気がするとしたら、オゾンで鼻が先にバカになっただけ
「悪臭物質とオゾンの反応は緩慢で、1ppmの硫化水素を同濃度のオゾンで反応させた場合の半減期は約150時間と長く,悪臭空気にオゾンを吹き込んでも悪臭物質は瞬時にはほとんど分解されない。
日本獣医師会/解説・報告『オゾン脱臭に伴う危険性について』
オゾンの自己分解速度(半減期)は、大気中で数~10数時間といわれるので、その間に悪臭物質は時間をかけ徐々に一部分が分解されるものと思われる。
我々がオゾン発生直後の室内に入り臭いが消えたと感ずるのは、オゾンそのものが嗅覚細胞を麻痺させて人体に有害な“臭覚麻痺に基づく無臭効果”が得られることも一因と予測される」
⸻
この日本獣医師会『解説・報告』のポイントは以下です。
【日本獣医師会の『解説・報告』のポイント】
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恐ろしい話ですよね。
オゾンの半減期は、温度と湿度の影響を大きく受ける
例えば、
温度・湿度ともに高ければ短時間で消滅する
↓
それこそ一般家庭でも、無風、かつ、温度・湿度ともに低い環境下では数日持続する
特に、
冬のように、低温低湿の環境下で、オゾンを生成する空気清浄機を回しっぱなしにしていると、室内のオゾン濃度はじわじわと上昇していく
という事です。
床に近づくにつれて、オゾンが溜まりやすくなる
最も悪影響を受けるのが、乳幼児,ペット(犬,猫),床に布団を敷いて寝る方
などです。
⸻
オゾンが出る空気清浄機の使用は控えるべき|特に、こんな特徴がある人は即時止めよう

使用を控えるべき対象者
こう見ると、ほぼ全ての人ですよね!
特にここに挙げた方達は、本来ならば、最も優先してきれいな空気の恩恵を受けてほしい方たちです。
しかも、シャープ,ダイキン,パナソニック等のカタログや広告宣伝でも、最も、イメージアップに利用される方たちです。
しかし、こうした方たちが、実は、最もオゾンのリスクに晒される筆頭です。
この事実を、僕は断じて見過ごす事はできません!
小さな子ども,ペット
オゾンは室内では低い所に溜まりやすいため、活動位置が底辺になりやすい小さな子どもや犬や猫などのペットは、大人以上に影響を受けます。
また、特に、乳児や未就学児は家で過ごす時間がほとんどのため、自ずとオゾンに曝される時間が長くなります。
更に、肉体的にまだ未熟なので、体への負担も大人以上です。
高齢者,呼吸器疾患がある人,肉体的に耐性が弱い人
オゾンを含む空気を鼻から吸い込み、気管・肺などへオゾンが接触すると、
呼吸器官が炎症を起こしやすくなり、気道が圧迫され呼吸困難を招くなど大変危険です。
特に、
喘息をお持ちの場合は、使用は控えるべきです!(特に、症状がある場合)
現に、僕は、販売現場でもユーザーの方々からそうした被害談をたくさん聞いてきました。

「電源を付けていると息苦しくて、消すと楽になる!どうして⁉︎」
こうした自覚をしている方だけでなく、無自覚にも体を蝕まれている方を含めるとかなりの数でしょう。
花粉症,アレルギー疾患を持っている人
オゾンが出る空気清浄機を使うと、かえって花粉症が悪化します。
花粉症の人もアレルギー疾患の人も、は、元々、目や鼻などの粘膜が炎症している訳ですが、
そこに、更に炎症を引き起こすオゾンが接触すると、事態が悪化するリスクが高い
です。
また、逆に、
これまで花粉症やアレルギー疾患を持っていなかった人が、オゾンにより粘膜の炎症を引き起こされ、後発的に症状を招いてしまうリスク
もあります。
つまり、
【オゾンは、花粉症の閾値を下げてしまう】
という事です。
就寝時,健康の増進に努めている人が使うのはもっと良くない
就寝時は人の動きが止まるので、空気の動きが滞留しやすくなります。
オゾンは、無風に近づくにつれ半減期が長くなります。
つまり、オゾンが長く溜まりやすくなります。
また、床に布団を敷いて寝る場合はもちろん、ベッドで寝る場合も、起きている時よりも、低い位置に長時間身を置くので、
尚の事、オゾン濃度が高くなりやすい位置に身をさらす事に。
更に、
睡眠の最大の役割の1つは『体の修復』
です。
しかし、
その間も炎症物質のオゾンにさらされ続けると、肝心の修復が追いつかなくなる可能性があります。
⸻
今後に向けたオゾンが出る空気清浄機との向き合い方

買わない・使わない・捨てるが一番!
「各製品の安全性情報や使用上の注意事項等を確認いただき、消費者に御判断いただく」
となっていますから。
しかし、
このブログの読者には、“何のために空気清浄機を使うのか?” を真摯に考え、決断できるようになってもらいたい!
これが、僕の想いです!
既に持っているあなたは、買い替えるか、それでも使うなら極力、外出時に使う
ベストな選択は、オゾンが発生しない空気清浄機に買い替える事です。
しかし、購入したばかりで損切りが難しいあなたは、視点を変えて、できるだけ外出時に使う事を意識してみてください。
日を重ねるごとに差が出てきます。
そして、帰宅したら、換気をして空気を入れ替える。
今後、真摯に健康と向き合うのであれば、今までと、利用の仕方を180度変えてみてください。
ペットが居る部屋で使いたい場合は、ペットを避難させた状態で使う
稼働させた後、換気をして空気を入れ替えるのは人の場合と同様です。
犬や猫は、我々人間とは比べ物にならない嗅覚を持っており、非常に繊細です。
嗅覚が、飼い主が発生させたオゾンの酸化力によって冒され被害を被る!
ペットにとっては、非常に大きな負担になる可能性があります。
ペットを愛するならば、これは避けてあげるべきでしょう。
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【まとめ】現実を受け入れよう

今ある空気清浄機を買い替えたり、あるいは、せっかく買ったばかりの空気清浄機の利用方法をガラリと変えるのは、
正直、ショックだし面倒くさいし、労力もかかります。
しかし、
それだけ、気体のオゾンにはリスクがあると理解してください。
↓
「空気清浄機」でも、使い方や構造によっては、空気をきれいにするどころか、逆に、リスクを生む可能性がある製品も存在する!
⸻
そして、できるなら、四六時中、リスクがなく使える安全な空気清浄機に買い替えましょう。
本当に、自分や家族,ペットの健康のためを思うなら損切りも重要です。
“君子危うきに近寄らず”
(=オゾンやイオンなど、気体の化学物質を発生させる空気清浄機を使わない)
スタンスが大事です。
これから空気清浄機を選ぶ上で “基準” となる2つのポイントとは?
では、ここまで理解した上で、

「空気清浄機ではイオンやオゾンがダメダメだとよく分かったけど、じゃあ、どこの空気清浄機を選んだらいいの?」
と感じた方も多いと思います。

これから空気清浄機を選ぶなら、
✅️オゾンなどの有害物質を発生させない
✅️安全性がしっかり開示されている
この2点を基準にしてください。
その中で、現場で見てきた中でも安心しておすすめできるのが、ダイソンです!
一般家庭での使用において、非常に高い性能も持っています!
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「結局、どれを選べばいいか?」だけ知りたい方はこちら👇
すぐに結論を知りたい方はこちら
👉【失敗しない】ダイソン空気清浄機の選び方を見る
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空気清浄機は、「イオン機能」で選ぶのではなく、
“空気清浄機としての基本性能” で選ぶ事が後悔しないポイントです。
「更に理解したい人」は、当記事からのステップアップとして、
空気清浄機の性能比較|採用する規格の特徴から製品の能力差が分かるを読むと、
なぜ、そこまでダイソン空気清浄機がオススメなのか?
がよく分かります👇
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ダイソン空気清浄機の選び方は、こちらで用途別に解説しているので、気になるものからチェックしてみてください👇
そして、その後、具体的に選ぶべき製品を知りたくなったら、
この流れで選べば、まず失敗しません。
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