「喘息がつらくて息苦しいから、せめて、加湿空気清浄機で空気をきれいにしたいなぁ。
シャープ,ダイキン,パナソニックなどのカタログを見ていると、どれも同じような事が書いてあるけど、どれがいいのかなぁ。
あと、いつも乾燥する冬は喘息がひどくなるから、加湿も一緒の加湿空気清浄機がいいな。
喘息持ちの人におすすめな加湿空気清浄機はどれなのかなぁ?」
こういった疑問に答えます。
- 喘息におすすめの加湿空気清浄機は、ダイソンPHシリーズだけだと分かる
- ダイソンPHシリーズ以外の加湿空気清浄機だと、かえって喘息を悪化させてしまう恐れがあると理解できる
- 空気清浄機,加湿器,除湿機など空調家電のエキスパート
- 現在も、空調家電販売の第一線で活躍中
- “空気” が大好きで、休日でも勉強や追求に余念がない
- 根が “健康オタク” でもあるため、「空調家電は健康に直結する」と一貫して主張し、衛生的に配慮のない製品には「使う価値がない」と厳しく意義を唱える
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喘息の方におすすめできる加湿空気清浄機|ダイソンPHシリーズだけ
正直にはっきり言いますが、
喘息の持病をお持ちの方は、『ダイソンPHシリーズ以外の加湿空気清浄機』を使うと、購入後、早々に後悔するばかりか、かえって、喘息を悪化させる恐れが十分考えられます
↓
注)ダイソンPHシリーズ以外の加湿空気清浄機とは、日本の全ての加湿空気清浄機の事
もっとも、喘息の持病を持っていなくても、
「空気清浄も加湿も一緒にできる加湿空気清浄機で、今よりも部屋の空気をきれいにしたい」
と望む人の気持ちは一緒なので、
僕は、PHシリーズは、加湿空気清浄機を検討する全ての方におすすめしています。
早速、そのダイソンPHシリーズの内容を知りたい方は、参考記事を読んでください。
一方、なぜ、
喘息の持病をお持ちの方が、ダイソンPHシリーズ以外の加湿空気清浄機を使うと、購入後、早々に後悔するばかりか、かえって、喘息を悪化させる恐れさえあるのか?
この理由を知りたい方に向け、当記事では順に解説していきます。
【3つの理由】喘息の方には、日本の全ての加湿空気清浄機はおすすめできない|使えば、かえって喘息が悪化する
まず、先に3つの理由の要点を示しておきます。
- 【理由1】
本体とフィルターとの間に密閉性がなく、汚染物質が漏れまくるため - 【理由2】
カビを大量発生させてしまうため - 【理由3】
発生するオゾンが、ダイレクトに喘息を悪化させるため
という理由です。
逆に言うと、ダイソン加湿空気清浄機・PHシリーズは、これら3つを全てクリアしているため、無条件に安心して使い続ける事ができます。
- 【その1】
本体とフィルターとの間に密閉性が高く、汚染物質が漏れないため - 【理由2】
本体内部で、雑菌,カビが発生しない - 【理由3】
喘息を悪化させるオゾンやを始め、化学物質を発生させない
という事が言えます。
ここまで読むだけでも、ダイソンが最も優れているのは明らかですよね!
では、
【3つの理由】なぜ、日本の全ての加湿空気清浄機が、喘息の方におすすめできないのか?
1つずつ説明していきます。
【理由1】本体とフィルターとの間に密閉性がなく、汚染物質が漏れまくるため
当然ですが、明るい部屋だと空気の動きは見えません。
それでも、
ダイソンのように、誠実に技術しているメーカーもあれば…
↓
逆に、“見えない”事をいい事に、日本メーカーのようにいい加減に作り、カタログ等で綺麗事ばかり並べる巧妙なメーカーも数知れず
明るい部屋だと見えませんが、逆に、暗い部屋だと空気の動きが見えます。
数年前、主要4社の空気清浄機を暗室に並べ、空気清浄能力の実態を明るみにするCMがありました。
の事です。
真っ暗の空間では、コントラストで『白煙』の動きが分かる
(=様々なサイズの微粒子を混ぜた液体をスモークマシーンで煙化させたもの)
※空気清浄機が吸い込んだ微粒子をいかに漏らさずに本体内部に密閉できているか?
※あるいは、実は、いかに漏らしてしまっているか?が顕に分かる
30秒ですので、どうぞご覧ください。
いかがでしたか?
これが現実です。
シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機は、本体とフィルターとの間がスキマだらけ
↓
密閉性がないため、花粉程度の汚染物質ですらも漏らしまくる散状
なお、この動画では、
シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機はこの程度の大きさでも漏らしまくります。
「日本メーカーの空気清浄機を使っていて、かえって喘息が悪化した」という方の接客も多数経験があります。その理由の1つは、この汚染物質の漏れ,巻き上げです。
ちなみに、
潰れていないor破裂していない原型を留めた花粉こそ、サイズは概ね1mmの30分の1程度ですが、
都市部の花粉は、粉砕されて1mmの10,000分の1〜1,000分の1程度にまで砕かれる
↓
日本規格の空気清浄機では、花粉にはまともに太刀打ちできません!
あなたは、それでもまだ、こんな実用性の破綻した空気清浄機を使いますか?
次は写真でチェック|本体内部でも当然漏れまくる日本規格の空気清浄機の本体内部
日本規格に則った空気清浄機の能力の低さは、本体内部を見ても明らかです。
動画の通り、室内に漏れ出すという事は、本体内部でも当然漏れまくります。
下記の写真は、パナソニック加湿空気清浄機『FVXV90』(2022年最上級モデル)の内部です。
どうですか?
見るからに汚いですよね(笑)
手前に、HEPAフィルター(集じんフィルター)があるのに、どうして、こうもフィルター以外の箇所が汚れるかと言うと、
本体とフィルターとの間の密閉性がない、すなわち、フィルター周りがスカスカ
だからです。
このような空気清浄機を動かし続けた事で、
内部で汚染物質を漏らしまくり、先の動画で見たように、それが室内にも吐き出され、かえって汚染物質を巻き上げ・拡散したために、汚染物質を吸い込んでしまった!
という話です。
この理由1だけを見ても、
日本メーカーの空気清浄機は、喘息の持病をお持ちの方は使わないに限る!
と言えますし、
そもそも、もちろん、これだけスカスカだと、健常者にとっても価値がある訳がありません!
もっとも、この話は、
加湿機能の有無を問わず、日本規格で作られた空気清浄機全てに言える事。
したがって、加湿機能の使用の有無に関わらず、日本メーカーの空気清浄機は使わないに限りますね!
逆に、圧倒的な空気清浄の質を見せるダイソン
一方、特筆すべきは、この動画に登場したダイソン製品です。
【フィルター+本体】の密閉率が、ダイソンと日本メーカーでは大違い!
ウイルスと同等サイズのPM0.1クラスすら、ほとんど密閉してしまう
↓
それよりも粒子径が大きいハウスダストは1つたりとも漏らさない!
(例:花粉,ホコリ,ダニ,カビ)
したがって、シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機では、集じん性能でも、ダイソン空気清浄機の足元にも及びません!
ダイソン空気清浄機は、本体とフィルターとの間の密閉性が高いため、吸い込まれた全ての空気がフィルターだけを通ります。
しかも、フィルターの周囲にゴムパッキンまで施して密閉性を万全にしています。
その成果の裏付けが、下記の通りです。
ダイソン空気清浄機 個々の製品の0.1μmの微粒子の除去率 | |
【該当製品】 (現行技術) 空気清浄機 TP09NG TP07(WS,SB) TP7AWN 加湿機能付き PH03(WSN,BN) PH04WGN ヒーター付き HP09WG HP07(WS,SB,BN) | 【該当製品】 左記以外 (旧型技術) |
フィルターの除去率 『0.1μmの微粒子を99.95%』 | |
【フィルター+本体】での0.1μmの微粒子の除去率 99.98% | 【フィルター+本体】での0.1μmの微粒子の除去率 99.88% |
要するに、
PHシリーズを含めた近年の主要モデル
(PH03WSN/BN,PH04WGN)
↓
10,000個のPM0.1レベルの超微小粒子状物質の99.98%を捕集
↓
言い方を変えれば、捕集できないロス率は0.02%(=10,000個中わずか2個!)
したがって、下記の写真のように、フィルター以外の内部構造が汚れません。
これが成せるのは、ダイソンが清浄の質を最重要視した規格を採用しているためです。
先述の日本メーカーの内部構造とは大違いですよね!
要するに、
ダイソン加湿空気清浄機・PHシリーズを稼働すればする程、どんどん着実に部屋がきれいになっていく
訳です。
ダイソンの空気清浄機がこれだけ高性能なのは、それだけ厳格な規格下で開発・製造をしているためです!
日本電機工業会のJEM1467に基づく日本メーカーとは次元が違います
【理由2】カビを大量発生させてしまうため
これは、加湿空気清浄機の購入を検討している方全員に忠告したい事ですが、あなたが喘息をお持ちなら尚更、重要な事です。
- 動機,目的)
「室内の空気をきれいにしたいし、加湿も一緒になっているモデルがいい」 - 意思決定,手段)
「有名だし、シャープかダイキンかパナソニックの加湿空気清浄機を買おう!」
まず、この動機は、何も問題ありません。
しかし、
それによる意思決定の中身が全くよろしくありません!
この思考パターンで加湿空気清浄機を購入すると、
購入後、早々に後悔するばかりか、今よりも健康全般を害する可能性が十分にあり、喘息もますます悪化してしまいます!
ところで、なぜ、日本の加湿空気清浄機の本体内部がカビだらけになるか?と言うと、
- 加湿に用いる水の気休め程度の除菌
→水が傷んで雑菌が繁殖 - 【集じんフィルター,活性炭フィルター,本体とフィルターとの間】の3つがスカスカ
→内部で汚染物質と多湿部分の接触がフリーパス状態
※カビが大繁殖
※雑菌に栄養分を届けているようなもの - 【加湿トレーの収納部周り〜風路】は一切掃除が不可能
→風路にまでカビが転移し大繁殖
という3つの理由があるからです。
逆に、
ダイソン加湿空気清浄機・PHシリーズなら、本体内部がカビず、いつまでも衛生的に使う事ができます!
その理由は、日本の加湿空気清浄機のデメリットを全てクリアしているからです!
- UV-Cライトを照射して、水に潜む細菌を99.9%除菌
→ぬめりや赤カビ等が出ない - 【集じんフィルター, 活性炭フィルター, 本体とフィルターとの間】の3つの密閉性が極めて高い
→内部で汚染物質と多湿部分の接触が全くない - 60分の自動洗浄
→手の届かない給水経路の洗浄を実現
なお、この『日本の加湿空気清浄機とカビ』の関係は、別記事で詳しく解説しました。
自分の体を守るために、一読を勧めます。
【理由3】発生するオゾンは、ダイレクトに喘息を悪化させるため|メーカーは発生させている事自体を隠している
昨今の社会は、コロナが拍車をかけ、とにかく、“除菌・除菌”です。
空気清浄機絡みの除菌で言うと、イオンです。
- プラズマクラスター
→シャープ - ストリーマ
→ダイキン - ナノイー
→パナソニック
これらは、各々、イオンに名前をつけて隠している訳ですが、いずれも、
生成時に気体の『オゾン』が発生
しています。
そして、発生させたオゾンを空間噴霧して除菌しようとするアプローチですが、有人空間で暴露させるべきではありません。
オゾンは『炎症物質』のため、我々の健康も無害では済みません!
↓
“気体”というのが厄介で、気道(気管や気管支など)を炎症させてしまいます
必ず、喘息が悪化してしまいます。
なぜなら、日本アレルギー学会制作の『喘息予防・管理ガイドライン』によると、
「慢性的な気道の炎症が基本病態である」
日本アレルギー学会制作|『喘息予防・管理ガイドライン』
と定義しているからです。
“慢性的な〜”というのがポイントで、
以前は、
喘息は、発作の時だけ、気管支の収縮が起こる病気
と考えられていました。
しかし、近年の研究の進展により、
慢性的に(=症状が見られない時でも)気管支に炎症が生じている疾患である
事が分かってきたのです。
逆に言えば、
軌道を狭めてしまう要因は、何としても避ける
これが喘息における合理的な対策です。
しかし、オゾンの空間噴霧は、直接、気道の炎症を引き起こすため、最もやってはいけないものです。
喘息の持病をお持ちなら、オゾン,イオン,除菌と書いてある空気清浄機は、絶対に使ってはいけません!
当然ですが、ダイソン加湿空気清浄機・PHシリーズは、
喘息を悪化させるオゾンを始め、有害な化学物質は発生させないため、炎症を引き起こされる事なく安心して使う事ができる
という訳です。
なお、オゾンの恐ろしさやイオンの正体は、下記の記事で詳説しました。
聞こえの良い宣伝に引き込まれないよう、一読し自衛を図ってください。
【まとめ】喘息の方が安心できる加湿空気清浄機|ダイソンPHシリーズだけ
- 喘息の方が安心できる加湿空気清浄機
『ダイソンPHシリーズ』のみ - 日本の加湿空気清浄機は絶対に使わない事
- オゾン,イオン,除菌といった文言の入った(加湿)空気清浄機を絶対に使わない事
です。
この3つの要点さえ守れば、誤る事はありません!
当記事が参考になり、あなたの喘息に少しでも寄与できれば幸いです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。