自動掃除機能付きシャープの加湿空気清浄機|【結論】おすすめしない

空気清浄機

加湿空気清浄機の加湿の掃除ってホント面倒だよなぁ。できれば、自動で全部やってくれるやつがあればいいのに。どうやら、シャープの加湿空気清浄機で『自動』って書いてあるやつがあるぞ。じゃあ、これを検討してみるか。でも、本当に全部やってくれるのかなぁ

こういった疑問に答えます。

当記事を読むメリット
  • シャープの自動掃除に対する誤解が解ける
  • 一番やってほしい『加湿の自動掃除』ができる製品は、別のメーカーにあると分かる

自動掃除機能付きシャープの加湿空気清浄機をおすすめしない理由|最も面倒な内部の掃除は一切やってくれない!

あたかも、“全部、自動掃除してくれる”と思い込ませるかのような情報発信

カタログやメーカー掲載物などには、“プレフィルター”自動掃除と、ちゃんと『プレフィルター』と限定しています。

にもかかわらず、

全部、自動でやってくれるんだぁ!」

と、勝手に都合良く思い込んでいる消費者が非常に多いです。

自分にとって、“都合のいい文字だけ”に目が行き、全体が見えていません!

しかし、それは、消費者だけが悪いのではありません。

情報の上流である、

誤解を生みかねない情報操作の数々
  • シャープのメーカーサイト
  • 空気清浄機の情報発信をしたブログ,YouTube
  • 散乱するwebショップ

なども、誤解を生んでもおかしくない書き方になっています。

実際に加湿空気清浄機 シャープ 自動洗浄】でGoogle検索してみると、

【加湿空気清浄機シャープ 自動洗浄】の検索結果

自動掃除の対象はプレフィルターだけにもかかわらず、“プレフィルター”という文言が、ほとんど見当たりません!

唯一、さすがに、一番上のメーカーサイトには「プレフィルター」という言葉が2箇所ありますが、

それでも、太字で目立つタイトルには、単に“自動掃除”しか書いていないため、そこだけを読んで情報を得た気になっている消費者が、“全部やってくれる”と思い込んでしまう可能性は大いにあります

また、それはネット情報だけでなく、家電量販店の現場でも見受けられます。

大半の店員は、観察していると、

フィルターの自動掃除がついているので、掃除が楽です!」

と、プレフィルター”と、ちゃんと注釈的に説明していませんし、肝心のところはさらっと流しています。

わざわざ、「自動掃除をしてくれるのはプレフィルターだけなので、内部の掃除,加湿の掃除などは、依然、ご自身でやらないといけません」みたいな事は、消費者に聞かれない限りフォローしていません!

しかし、これでは、消費者の意識には都合のいい『自動掃除』という文言だけが残ります。

そのため、店員から接客を受けた消費者でさえ、勘違いをしているケースが大いに見受けられます。

消費者は、

『自動掃除=加湿の掃除や内部の掃除まで“全部”』やってくれるもの

と思い込んでいます!

消費者が一番自動掃除をやってほしい対象は、最も面倒な“加湿部分”|だが、そこは、これまで通り全て自分でやらないといけない!

あくまでも、プレフィルターという本体の外側のホコリを取ってくれるだけなので、内部は全て自分でやる羽目に。

そして、中でも、この3つが最も面倒な掃除です。

加湿空気清浄機で、最も面倒な掃除
  • 水タンク
  • 加湿フィルター
  • 水トレイ

なお、この掃除は、日本メーカーの加湿空気清浄機全てに共通する掃除のため、シャープに限られる話ではありません。

具体的には、以下のような掃除をします。

加湿空気清浄機の加湿パーツの掃除方法

加湿空気清浄機の加湿パーツの掃除シーン

パーツ数が多いし大きいので、キッチンのシンクでは完結できず、大抵の人は浴室を使うなど、大掃除レベルの掃除です!

逆に、プレフィルター自動掃除機能がある方がかえって面倒|∵自動掃除ユニットのブラシにこびり付いたホコリは、結局、自分で掃除しなくてはいけないから

シャープ/空気清浄機カタログ

このカタログの紹介では、

『らくらくごみ捨て→ダストボックスのお手入れは音声でお知らせ』

と書いてあります。

つまり、お手入れは“ダストボックス”にかき集められたごみを、音声がお知らせしてくれた時に捨てるだけ!との事ですが、

実際はそれだけではありません。

“ダストボックス”にごみをかき集めてくれた2本のくし歯(=ブラシ)にこびり付いたホコリを自分で取り除かないといけません!

言うまでもないですが、くし歯(=ブラシ)にからまったホコリをを取り除かないと、そもそも、プレフィルターからホコリを取り除く力が落ちます

結局、

自分が掃除する対象が、プレフィルター→くし歯(=ブラシ)にすり替わっただけです!

仮に、プレフィルター自動掃除ユニット一式を取り外したり、あるいは外れてしまった時、取り付け戻すのが結構面倒

KIPX100/取扱説明書

おそらく、ご年配の方や機械音痴の方だと、大変苦労すると思います。

手作業がオンチな自分も苦労しました(笑)

たまに、バラしたものを元に戻せなくて、プレフィルター自動掃除ユニット一式を家電量販店に持ってきて、メーカーの人に組み立ててもらっている光景を見た事があります(笑)

これでは、何のための自動か分かりません!

わざわざプレフィルターだけの自動掃除などなくても、これくらいなら自分で掃除機で吸えばいいだけ

プレフィルターの背面パネルを掃除機で吸う

使い捨てのプレフィルターを貼り、汚くなったら貼り替える

1枚目の写真のように、

床の掃除機がけのついでに、プレフィルターのホコリを掃除機で吸えばいい
  ↓
あるいは、2枚目の写真のように、消耗品の貼り付けタイプのプレフィルターを貼り、汚れたらまた新しいものに取り替える

これくらいの事なら、わざわざ自動にする必要はありません!

なお、シャープの空気清浄機を検討している場合、

『プレフィルターの自動掃除』の有無を考えるよりも、もっと根本的に知っておくべき大事な事

があります。

参考|購入後、大いに後悔する前に一読を!

【まとめ】プレフィルター自動掃除機能に踊らされて、シャープの加湿空気清浄機を買うのはやめよう

シャープは、

プレフィルター自動掃除機能は、“加湿空気清浄機にのみ”につけています!

すると、大抵の方は、『プレフィルターの自動掃除』の必要性もさることながら、

「プレフィルター自動掃除機能付きを買えば、掃除が楽できるだけでなく、空気清浄と加湿も一緒に使えて、置き場所も助かるなぁ♪

といった感じで、空気清浄と加湿とを1台になった『加湿空気清浄機』の購入を検討しますし、ひょっとしたら、あなたもそうではありませんか?

あるいは、現段階で加湿機能を使う予定がなくても、購入後、いざ、乾燥を感じる時期になると、

そうだ! せっかく加湿機能があるんだし、水を入れれば乾燥対策になるやん!」

という感じで、加湿空気清浄機を買うと、なんだかんだ加湿機能を使う事に至ると思います。

しかし、

日本メーカーの加湿空気清浄機で加湿機能を使うと、例外なく100%後悔

します。

後で後悔したくない方は、下記の関連記事を読むことをおすすめします。

参考|何のために空気清浄機を買う,使うのか?

加湿の掃除が自動でやってくれる加湿空気清浄機は、ダイソンPHシリーズだけ!

ここまで読んできたあなたは、

見せかけのプレフィルターの自動掃除だけじゃなくて、面倒な加湿掃除を自動でやってくれるおすすめの加湿空気清浄機はないの?」

と、当然思っているでしょう!

加湿空気気清浄機を選ぶなら、間違いなくダイソン!
本体内部がカビず永続的に衛生的に使え、かつ、加湿の掃除も自動掃除!
その理由,特徴を根本的に理解してもらいたく、別記事で詳しく解説しました!

当記事からのステップアップとしては、

まだ読んでいないようでしたら、まずは、今より空気をきれいにしたければ、日本の加湿空気清浄機は買うな!から読む事をオススメします。

なぜ、日本の加湿空気清浄機はカビるのか?

そして、その後、具体的に、ダイソン加湿空気清浄機PHシリーズの特徴を知りたくなったら、

に進んでもらうとスマートです。

本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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