加湿なしのおすすめ空気清浄機はダイソンTP07【自身も愛用中】

加湿なしでおすすめの空気清浄機を探している人

加湿なしのおすすめ空気清浄機はどれかなぁ。
メンテナンスが楽な方がいいなぁ。
それにできるだけ場所を取らないものがいいなぁ。
音も、できるだけ静かなものがいいなぁ。

いっぱいあるけど、どれがいいんだろう?

こういった疑問に答えます。

記事の信頼性:僕が書いています!
ワタル
  • 空気清浄機,加湿器,除湿機など空調家電のエキスパート。
  • 現在も、空調家電販売の第一線で活躍中。
  • “空気” が大好きで、休みの日でも勉強や追求に余念がない。
  • 根が “健康オタク” でもあるため、「空調家電は健康や命に直結する」と一貫して主張し、衛生的に配慮のない製品には「使う価値がない」と厳しく意義を唱える。
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加湿なしのおすすめ空気清浄機はダイソンTP07【自身も愛用中】

タイトルや見出しにあるように、僕が最も信頼して使っている空気清浄機。

それが【ダイソン/TP07シリーズ】で、僕の場合はSB(シルバー/ブルー)色です。

なお、カラーバリエーションは、もう1種類。

WS(ホワイト/シルバー)色です。

ダイソン空気清浄機/カタログ

では、今回のテーマである

加湿なしの空気清浄機として、なぜ、【ダイソン/TP07シリーズ】が最もおすすめできるのか?

これを順番に解説していきます。

ダイソンTP07の圧倒的におすすめできる『5つ』のポイント

他にも、おすすめできるポイントはたくさんありますが、この5つは絶対に押さえてほしいポイントです。

それがこちらです。

ダイソンTP07のおすすめポイント
  • 【清浄の質】TP07に肩を並べられる空気清浄機はダイソン社以外にはない
  • 【間取りを選ばない】部屋の隅々まで均一に清浄してくれる
  • 【場所を取らない】設置に要するスペースは羽付き扇風機の半分程度
  • 【日頃のメンテナンス不要】お知らせがあったタイミング以降でフィルターを新調するだけ
  • 【静音性】空気清浄機として業界トップクラス

では、1つずつ説明していきます。

1)【清浄の質】TP07に肩を並べられる空気清浄機はダイソン社以外にはない

“何をもって空気清浄能力が優れているか?”

各社アピールの方向性はそれぞれです。

知名度のある空気清浄機のアピールの方向性
  • 日本メーカー(シャープ,ダイキン,パナソニックなど)
    『30分◯畳」という情報をカタログ等に統一記載。
    日本規格『JEM1467』に準じている。
  • ブルーエア,cado(カドー)
    浄化スピードに最大の重きを置く規格を採用。
    米国家電製品協会(=AHAM)規格のCADRに準じ、『1時間に5回清浄できる最大畳数』を適用床面積。
    『花粉・ホコリ・タバコ』の3指標の清浄能力をスコア化させている。
  • Airdog(エアドック)
    ウイルスレベルの6分の1までと、最小吸着粒子をアピールするメーカー。
    中国規格(※HPにCADR数値を記載しているが、本家のAHAM規格に準じていない
  • ダイソン
    空間清浄の『緻密さ』に最大の重きを置く規格を採用。
    欧州(EU)規格に準じ、汚染物質の除去にとどまらず『フィルター+本体全体で密閉させる。

採用する規格により、製品の本質や目指す方向性,個性がまるで違う

実は、上記の表の4種類とも、全て採用している規格が違います。

規格(=ルール)内で、自社製品の製品力を高めていこうとするのは当たり前です。
(※そうでないと、試験で良いスコアが出せません!)

すると、規格ごとに趣旨や目指している方向性が違うため、異なる規格間の製品の特徴や個性が違うのは当然です。

いい悪いではありません。

例えば、、、
  • シャープとパナソニックの空気清浄機の製品を比較した場合
    日本規格『JEM1467』という同一規格を採用しているため、前提や目指している方向性が一緒なので、製品比較は非常に簡単。
  • ブルーエアとダイソンの空気清浄機の製品を比較した場合
    米国家電製品協会(=AHAM)規格のCADRを採用するブルーエアと、欧州(EU)規格を採用するダイソンとでは、規格の価値観が全く違うため、単純比較はできない。

ブルーエアとダイソンの例の場合、どっちがいいか悪いかではありません。

ある意味、空気清浄していくにあたり、2つの流派があるようなものです。

規格がそのまま製品の個性になっているため、“自分や利用する環境にとって、どっちが受け入れやすいか?”と考えるのがいいです。

4つの規格のうち『質』に特化したメーカーはダイソンだけ!(残りの3つは全て『スピード』を目指した規格)

世の道理ですが、スピードと質は相反します。

空気清浄スピードと空気質の関係
  • 空気清浄スピードを高めようとすれば
    空気清浄のは落ちざるをえない
  • 空気清浄の質を高めようとすれば
    空気清浄スピードは落とさざるをえない

したがって、“空気清浄スピードも質もどちらも抜群!”みたいな製品はありません。

空気清浄スピードをアピールする製品と、空気清浄の質をアピールする製品のイメージ

空気清浄スピードをアピールする製品の内部イメージ

こんな見通しの良い道です。

製造理念は、

「荒っぽくてもいいから、ガンガン飛ばそうぜ!」

要するに、空気清浄機で言うと、

漏れても構わないから、ガンガン空気を回そうぜ!
何度も回しているうちに、ある程度、精度は高まっていくっしょ!

というのがスピードを重視したメーカーや製品です。

そのために最も犠牲にされるのが、本体とフィルターとの間の密閉性です。

嫌がる人

「吸い込んだ汚染物質は漏らしちゃダメ!」

と考えてしまうと、道を狭めることになるので肝心のスピードが出せません。

一方、次に、空気清浄の質をアピールする製品はこんなイメージです。

空気清浄の質をアピールする製品の内部イメージ

こんな狭い本体内部をしていては、スピードなんて出せないですよね(笑)

当然、究極の安全運転をしますよね。

ダイソンの製品理念は、まさに、この狭い道での安全運転です。

在室時間が長い自宅では、荒っぽいスピードよりも安全運転での質を求めた方がしっくりくる

半日,1日と、ずっと在室する自宅において、

質は問わないから、20分でも30分でも早く空気を回したい」

という考えに共感できる消費者がどれだけいるでしょうか?

この発想は、自宅よりも、オフィス,会議室,店鋪など、不特定多数の人が入り乱れる場においてしっくりきます。

そういう場所では、時間をかけた緻密さよりも『速さ』を求めるべきです。


逆に、自宅だからこそ、ずっと自分がそこに居るからこそ、

「速さもさることながら、ちゃんときれいにしてほしいわ!

あなたもそうだと思いますが、おそらく多くの消費者は、この女性のような反応に共感するのではないでしょうか。

こうして、緻密さを究極にまで求めた空気清浄機がダイソンです。

ダイソンの緻密な空気清浄の成果は、EUの試験機関によって証明されている

冒頭で触れた通り、欧州(EU)規格を採用しているのがダイソン空調製品の大きな特徴です。

疑問がある人

「なぜ、ダイソンは、欧州(EU)規格を採用しているのだろう?」

「それは、ダイソン空調製品が目指している製品力の方向性が、欧州(EU)規格が求める空気清浄力と合致するからです」

欧州(EU)規格では、日本の空気清浄機の試験とは比べものにならない程、厳しい試験を要求しています。

EU(=欧州規格EN1822)が求める空気清浄能力と試験方法
  • 一言で言えば、緻密さと均一な清浄の追求
    いかに漏らさずに捕集・密閉できるか?
    ■そして、部屋全体を“いかに、均一に清浄できているか?”
  • 集じん試験に用いる物質サイズと量非常にハイレベル
    ■物質サイズ:ウイルスクラス(※)の超微小粒子状物質のみ
    (※『ウイルスクラス』とは、通称PM0.1のサイズで1mmの10,000分の1
    ■量:10,000個
  • 時間:60分間
  • 試験空間:27m2(=約16畳)実際の住宅環境で機能させるため)
  • 検証方法:部屋の四隅と中心、計9か所にセンサーを設置。
    (空間の端から端までくまなく検証)

を試験しており、

TP07シリーズを含めた最新モデルは、10,000個PM0.1レベルの超微小粒子状物質99.98%を捕集。

言い方を変えれば、捕集できないロス率は0.02%(=10,000個中わずか2個!)

よって、

欧州(EU)規格上、『医療レベルの空気清浄機』

と評価されています。

欧州(EU)規格は、ウイルスレベルのサイズのみを用いて試験しています。

逆に言えば、ウイルスレベルよりも粒子径が大きい、

例えば、、、
  • 花粉
  • ほこり
  • 犬や猫などのペットの毛
  • PM2.5

などは、1度でも吸い込まれれば、1つたりとも室内に撒き戻してしまうことがありません。

つまり、稼働させればさせる程、着実に室内の空気の質が浄化されていきます。

清浄スピードを重視していないと言いながらも、TP07の清浄スピードは『自宅』では十分

まず、

最大能力としては、1時間で最大35畳を均一に清浄できる能力

を備えています。

この成果は、上記のウイルスレベルの超微小粒子のみを用いた厳しい試験での成果のため、一般家庭のハウスダストレベルで考えた場合、もっと速く清浄できるでしょう。

また、ざっくり半分の30分も回せば、大半のリビングはしっかり清浄できるので、清浄速度面で見た実用性は十分です。

2)【間取りを選ばない】ダイソンTP07は部屋の隅々まで均一に清浄してくれる

1)室内の空気を『360度全面』から吸い込む効率性

どんな部屋でも、縦・横・高さ・奥行きがある立体空間です。

見方を変えれば、清浄すべき汚染物質や臭いなどは、その全方位の空気にまみれているわけです。

そう考えれば、『360度全面』から吸い込むことができるダイソン製品は、非常に理に適っていませんか?

2)4段階の首振りを有し、最大350度。部屋の全方位に風を行き届かせ気流を作る

空気清浄機というと、部屋全部の空気を直接吸い込んで来られると思っている人が少なくありません。

しかし、本体が直接吸い込むことができる空気は、本体周りのほんの近くの空気だけです。

では、遠くの空気はどうやって吸い込むかというと、

空気清浄機が出す排気を行き届かせて、気流を作って循環させて吸い込みます。

そのため、清浄範囲を広くカバーしようとなると、いかに排気が行き届くか?

つまり、『気流の行き届く範囲=実質の清浄範囲』とも言えます。

だからこそ、ダイソンの空気清浄機は水平に風を出しているのです。

排気を水平にスイングする形で出すことで、最も気流を広く行き渡らせることができる。

しかし、それだと抽象的なので、平たく“扇風機としても使える”と言っているだけです。

3)【場所を取らない】ダイソンTP07の設置に要するスペースは羽付き扇風機の半分程度

僕は、店頭での接客で、“羽付き扇風機を置くスペースすらない部屋はない”と言っています。

一般的な羽付き扇風機は羽の直径が30cmあり、土台のサイズが平均35cm(大きいものだと40cm)もあります。

また、一方で、これは世間でよく消費者が手を出す空気清浄機の一例ですが、

シャープ加湿空気清浄機/KC-P50

特に、シャープ,ダイキン,パナソニックなどの日本メーカーの空気清浄機は、ほとんどが横幅40cm以上あります。

それが、TP07の場合、横幅,奥行きともに僅か22cmしかありません。

しかも、TP07は扇風機やサーキュレーターの役割も併せ持った空気清浄機のため、設置に要する面積のコスパは圧倒的です。

4)【掃除不要】ダイソンTP07は、性能を維持するための日頃の掃除は全く必要ない

TP07を含めたダイソン空気清浄機の場合、本体とフィルターとの間の密閉性が高いため、吸い込まれた全ての空気がフィルターだけを通ります。

しかも、フィルターの周囲にゴムパッキンまで施して密閉性を万全にしています。


その成果の裏付けが、先程の

TP07シリーズを含めた最新モデルは、10,000個PM0.1レベルの超微小粒子状物質99.98%を捕集。

言い方を変えれば、捕集できないロス率は0.02%(=10,000個中わずか2個!)

したがって、下記の写真のようにフィルター以外の内部構造が汚れません。

こんな事は、他のメーカーにはあり得ません。

TP07の内部で、フィルター部分以外が汚れることがないばかりか、捕集したものが全くと言っていい程漏れてこないので、“日頃、性能を維持するためにメンテナンスをする”必要がありません。

しかし、それでも中には、

「吸い込まれた空気がフィルターだけを通る? そんなの空気清浄機だと当たり前じゃないのか?」

と言うかもしれませんが、もしそう思うなら、先程の『道幅の話』を思い出してください。

ダイソン以外の空気清浄機は、単に本体内部にフィルターを入れているだけ!

フィルター周囲をガチガチに密閉してしまえば、スピード重視の規格を採用するメーカーとしては、抜け道を断ち、道幅を狭める事になり、その規格においての良いスコアが出せないため、それはやりません。

つまり、内部の至る所がホコリまみれになる上、フィルターに留まれない以上、部屋にも漏れ戻ってくるので、本体内部の定期的な清掃を余儀なくされます。

しかし、ダイソンはそうではありません。

TP07のメンテナンスは、たったこれだけ!

累計4,380時間稼働させた時、交換を推奨するサインが出ます。

その時以降でフィルターを購入し、自分のタイミングでフィルターを差し替える!

これよりもメンテナンスが簡単なメーカーは存在しません。

【論より証拠】文字ではごまかせても、暗室ではボロが出るレベルが低い日本の空気清浄機

当然ですが、明るい部屋だと空気の動きは見えません。

それでも、ダイソンのように誠実に技術しているメーカーもあれば、

逆に、“見えない”ことをいい事に日本メーカーのようにいい加減に作り、カタログ等で綺麗事ばかり並べる巧妙なメーカーも数知れず。

明るい部屋だと見えませんが、逆に、暗い部屋だと空気の動きが見えます。

数年前、主要4社の空気清浄機を暗室に並べ、空気清浄能力の実態を明るみにするCMがありました。

主要4社とは、シャープ,ダイキン,パナソニック,ダイソンの事です。

真っ暗の空間にすると、コントラストで白煙(=様々なサイズの微粒子を混ぜた液体をスモークマシーンで煙化させたもの)の動きが分かるので、

空気清浄機が吸い込んだ微粒子をいかに漏らさずに本体内部に密閉できているか、あるいは、実は、いかに漏らしてしまっているか?が顕に分かります。

どうぞ、ご覧ください。

いかがでしたか?

これが現実です。

シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機は、本体とフィルターとの間がスキマだらけ。

密閉性がないため、花粉程度の汚染物質ですらも漏らしまくる散状です。

特筆すべきは、この動画に登場したダイソン製品です。

動画で登場していたモデルは旧型(PM0.1レベル99.88%)ですが、旧型でも他とはこれだけの差が出ます。
(※シャープ,ダイキン,パナソニックの空気清浄能力は当時から全く進歩していない

先ほど、

欧州(EU)規格は、ウイルスレベルのサイズのみを用いて試験しています。

と説明しました。

それだけ厳しい試験を課してもほとんど漏れないわけですから、動画のように、実際の試験よりも粒子径がうんと大きな粉じんを用いても、ダイソン製品にしてみれば当然全て密閉してしまう事ができます。

この動画では、

『PM0.25〜60』という割と大きめの微粒子をスモーク化させて検証
(PM0.25=1mmの400分の1、PM60=1mmの約16分の1)

シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機この程度の大きさでも漏らしまくりますが、

ダイソン空気清浄機は『PM0.25〜60』よりも遥かに小さい
『注)PM0.1という超微小粒子状物質のみを用いた試験で、

最新の加湿空気清浄機・PH03,04なら【フィルター+本体】99.98%も密閉

注)PM0.1=1mmの10,000分の1、ウイルスと同等サイズ

これだけの差が出る理由は、【フィルター+本体】の密閉率がダイソンと日本メーカーでは大違いのため。

ダイソン空気清浄機の圧倒的な密閉性

ウイルスと同等サイズのPM0.1クラスすらほとんど密閉してしまうわけですから、それよりも粒子径が大きいハウスダスト(例:花粉,ホコリ,カビ)は1つたりとも漏らさない。

つまり、シャープ,ダイキン,パナソニックなどの空気清浄機では、ダイソン空気清浄機の足元にも及びません。

5)【静音性】空気清浄機として、ダイソンTP07は業界トップクラス

空気清浄機の中でのTP07の運転音は驚異的に静かです。

【運転音の比較】KI-PS40-W(シャープ)TP07(ダイソン)
製品画像
運転音(dB)48dB(強運転時)47dB(風量10)

KI-PS40-W(シャープ)シャープの最も小さい加湿空気清浄機ですが、これの最大運転音よりもTP07の最大音の方が静かです。

【まとめ】加湿なしの空気清浄機はダイソンTP07で決まり!

今回の話をまとめます。

ダイソンTP07のおすすめポイント
  • 【清浄の質】TP07に肩を並べられる空気清浄機はダイソン社以外にはない
  • 【間取りを選ばない】部屋の隅々まで均一に清浄してくれる
  • 【場所を取らない】設置に要するスペースは羽付き扇風機の半分程度
  • 【日頃のメンテナンス不要】お知らせがあったタイミング以降でフィルターを新調するだけ
  • 【静音性】空気清浄機として業界トップクラス

正直、空気清浄の質を筆頭に、ここまでおすすめできるポイントが並ぶ空気清浄機ダイソンTP07以外にはありません。

一寸の迷いもなくおすすめできるモデルです!

ダイソンTP07(WS,SB)はこちらから買えます

どうぞ、安心してTP07を購入してください。

今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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